力士は四股だけでとてつもなく強くなる！その特別な理由とは！？超理論派、異能の元力士が多角的に探る、誰も語らなかった、四股鍛錬が強者を作ってきた、本当の意味！スクワットでもストレッチでもなかった！四股には足を高く差し上げたり、思いっきり踏みつけたりせずとも得られる重大な効果がある。それは、“深層筋に働き、全身を繋ぐこと”。筋トレのようにわかりやすいトレーニングではないため、なかなか語られなかった四股鍛錬の真相、公開！
もくじ情報：第１章　相撲からみる合理的な身体の使い方（“腰を割る”とは？；相撲は腰で取れ！　ほか）；第２章　四股が身体を変えるメカニズム（心気体と四股；筋トレと四股と“一”と　ほか）；第３章　実践！四股鍛錬（支点をつくらない四股；合気の達人の四股（佐川流四股）　ほか）；第４章　本当に人を強くする稽古（ぶつかり稽古；すり足～千鳥足　ほか）

松田　哲博(マツダ　テツヒロ)
元高砂部屋力士「一ノ矢」。相撲探求家。１９６０年生まれ。鹿児島県徳之島出身。琉球大学理学部物理学科卒業後、若松部屋（現高砂部屋）に入門し、史上初の国立大学出身力士となる。２４年間の現役生活の後、２００７年に引退。引退時点で現役最年長力士であり、昭和以降の最高齢力士。引退後はマネージャーとして高砂部屋の運営を支える。「シコトレ」の普及や相撲の物理的な探求を続けている。朝日カルチャーセンター講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）