内容紹介：いつの時代も常に存在する着物入門者に向けた実用書「いちばん親切な着物の教科書シリーズ」第４弾は「人に着せる着付けと帯結び」。家族に浴衣を着せたいお母さんはじめ、親しい人に着物の着付けをしたい人にとって、ちょっとしたことで見違えるようにキレイに仕上がるプロの着付け技は価値の高いもの。着付け師として人気の高い大久保信子さんの「人に着せる着付け」の技を分かりやすく公開します。
着る人に喜ばれる、最大限に魅力を引き出す着付け。七五三や成人式から大人の礼装まで。とっておきのプロの技を公開します。
もくじ情報：１　裾よけ・肌襦袢の着付け（裾よけの着付け；肌襦袢の着付け）；２　長襦袢と着物の着付け（着付けの前に確認するべき８つのこと；着付ける前の下準備；長襦袢の着付け；着物の着付け）；３　帯結び（袋帯で結ぶ　二重太鼓；振袖に結ぶ　文庫結び；振袖に結ぶ　立て矢結び；振袖に結ぶ　ふくら雀；名古屋帯で結ぶ　一重太鼓；名古屋帯で結ぶ　銀座結び）；４　袴・子供の着付けと帯結び（袴の着付け；幼児の着付け；女児の着付け）；５　浴衣の着付けと帯結び（浴衣の着付け；一文字結び；角出し風結び）

大久保　信子(オオクボ　ノブコ)
着物スタイリスト・江戸着物研究家・ＮＨＫ文化センター青山教室講師・三越日本橋本店三越カルチャーサロン講師。日本橋に３代続いた木綿問屋に生まれる。中学生の頃から歌舞伎鑑賞を趣味とし、日本舞踊では名執を取得するなど、着物に関する知識と美意識を習熟。１９７６年、着物雑誌制作に参画し、日本で初めて着物スタイリストとして紹介される。以後、着物雑誌や松竹など各企業のポスター、カレンダー、テレビ番組等にて、数多くのスタイリングと着付けで活躍。常に着る人の立場に立って魅力を最大限に引き出すスタイリングと着付けに定評がある。多くの着物関連本に携わるほか、ＮＨＫなどのテレビ番組でも着物の選び方や着こなしをわかりやすく解説するなど、幅広く活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）