内容紹介：妖怪を祓い人々の安寧を守る組織、泉仙省。新人退魔師の黄季は、攻撃呪がからっきしの落ちこぼれ。ある日、妖怪に追われ迷い込んだ先で美貌の貴人・氷柳と出逢う。類稀な退魔術を持つ彼の弟子になった黄季だが、それは二人の過去の傷を呼び覚まし、都を揺るがす災厄の始まりだった。「……戦わなくていい、と。そう言われるだけで、ここまで心が救われるとは」唯一の相棒を得て都に巣喰う闇を祓う、中華バディファンタジー！
妖怪を祓い人々の安寧を守る退魔師。新米の黄季は、攻撃呪がからっきしの落ちこぼれ。ある日、妖怪に追われ迷い込んだ先で美貌の退魔師・氷柳に救われる。類稀な才を持つ彼に弟子入りした黄季だが、二人の出会いはやがて過去の傷を呼び覚まし、都を揺るがす災厄の始まりとなる―！「今度こそ、戦場に独り取り残したりはしない」未熟な雛と孤独な鳳は、唯一の片翼を得て都の闇を祓う。運命の中華バディファンタジー！

安崎　依代(アンザキ　イヨ)
３月２６日生まれ、Ｏ型。岐阜県出身。『押しかけ執事と無言姫　忠誠の始まりは裏切りから』で第２１回角川ビーンズ小説大賞優秀賞・“一般部門”審査員特別賞をＷ受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）