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出版社名:講談社
出版年月:2024年5月
ISBN:978-4-06-535531-2
285P 16cm
妻の温泉/講談社文芸文庫 いAC1
石川桂郎/〔著〕
組合員価格 税込 1,980
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:家業の理髪店で理髪師として出発し、石田波郷門下で句作の道へ。その後、横光利一に師事して小説を書き始め、55年に本書が直木賞候補作となる。選考会では小島政二郎から「ホンモノのリズムが打っている」と絶賛されるが、他の選考委員から「エッセイではないか」「自然すぎる」と批判され、落選。しかしその文章が放つ独特なユーモアと哀感が多くの読者を魅了しつづけ、「名文家」として根強いファンを持つ。「氏の筆の巧妙な幻術に引っかかって(中略)一々事実であると鵜呑みにしないよう」(山本健吉「跋」)ご用心のうえ、この「不世出の作家」が編み出す小説の醍醐味をご堪能あれ。
理髪師で石田波郷門下の俳人。小説の師匠は…(続く
内容紹介:家業の理髪店で理髪師として出発し、石田波郷門下で句作の道へ。その後、横光利一に師事して小説を書き始め、55年に本書が直木賞候補作となる。選考会では小島政二郎から「ホンモノのリズムが打っている」と絶賛されるが、他の選考委員から「エッセイではないか」「自然すぎる」と批判され、落選。しかしその文章が放つ独特なユーモアと哀感が多くの読者を魅了しつづけ、「名文家」として根強いファンを持つ。「氏の筆の巧妙な幻術に引っかかって(中略)一々事実であると鵜呑みにしないよう」(山本健吉「跋」)ご用心のうえ、この「不世出の作家」が編み出す小説の醍醐味をご堪能あれ。
理髪師で石田波郷門下の俳人。小説の師匠は横光利一。本書は河上徹太郎、白洲次郎・正子夫妻らと親交があった謎多き作家の直木賞候補作。「ホンモノのリズムが打っている」(小島政二郎選評)と絶賛されながら落選。「氏の筆の巧妙な幻術に引っかかって(中略)一々事実であると鵜呑みにしないよう」(山本健吉「跋」)ご用心のうえ“不世出の作家”の小説の醍醐味をご堪能あれ。
著者プロフィール
石川 桂郎(イシカワ ケイロウ)
1909・8・6~1975・11・6。俳人、作家、編集者。東京生まれ。東京・三田の実家で理髪師として働きながら句作を始める。1934年、杉田久女に入門、39年、石田波郷の『鶴』同人、48年、水原秋桜子の『馬酔木』同人となる。父の没後に継いだ理髪店を廃業ののち、さまざまな職を経て俳句研究社の『俳句研究』、角川書店の『俳句』の編集長を歴任、60年には神山杏雨主宰の俳句雑誌『風土』の編集長、64年に同誌主宰となる。作家としては42年、理髪師時代を元に描いた『剃刀日記』を刊行、54年、『妻の温泉』を刊行し、同作品が第32回直木賞候補となる。75年、食道がんのために逝去…(続く
石川 桂郎(イシカワ ケイロウ)
1909・8・6~1975・11・6。俳人、作家、編集者。東京生まれ。東京・三田の実家で理髪師として働きながら句作を始める。1934年、杉田久女に入門、39年、石田波郷の『鶴』同人、48年、水原秋桜子の『馬酔木』同人となる。父の没後に継いだ理髪店を廃業ののち、さまざまな職を経て俳句研究社の『俳句研究』、角川書店の『俳句』の編集長を歴任、60年には神山杏雨主宰の俳句雑誌『風土』の編集長、64年に同誌主宰となる。作家としては42年、理髪師時代を元に描いた『剃刀日記』を刊行、54年、『妻の温泉』を刊行し、同作品が第32回直木賞候補となる。75年、食道がんのために逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)