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出版社名:光文社
出版年月:2025年2月
ISBN:978-4-334-10553-2
245P 18cm
ひのえうま 江戸から令和の迷信と日本社会/光文社新書 1348
吉川徹/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:1966(昭和41)年、日本の出生数が統計史上最低を記録した。原因となったのは迷信。60年に1度めぐってくる干支、丙午(ひのえうま)にまつわる俗言のためだった。高度経済成長の只中、2つのベビーブームの間にあって、たった1年、なぜ迷信がそこまでの出生減をもたらしたのか?そしてさまざまな「都市伝説」がささやかれてきたひのえうまの人生とは、実際にはどのようなものだったのか?自身、昭和のひのえうま生まれの計量社会学者が、迷信の成立した江戸期にまでさかのぼり、周期的な拡散・浸透のタイムラインをつぶさに追いながら、ただ日本でだけ生じた特異な出生減を「社会現象」として読み解く。
一九六六(昭和四一…(続く
内容紹介:1966(昭和41)年、日本の出生数が統計史上最低を記録した。原因となったのは迷信。60年に1度めぐってくる干支、丙午(ひのえうま)にまつわる俗言のためだった。高度経済成長の只中、2つのベビーブームの間にあって、たった1年、なぜ迷信がそこまでの出生減をもたらしたのか?そしてさまざまな「都市伝説」がささやかれてきたひのえうまの人生とは、実際にはどのようなものだったのか?自身、昭和のひのえうま生まれの計量社会学者が、迷信の成立した江戸期にまでさかのぼり、周期的な拡散・浸透のタイムラインをつぶさに追いながら、ただ日本でだけ生じた特異な出生減を「社会現象」として読み解く。
一九六六(昭和四一)年、日本の出生数が統計史上最低を記録した。原因となったのは迷信。六〇年に一度めぐってくる干支、丙午(ひのえうま)にまつわる俗言のためだった。高度経済成長の只中、二つのベビーブームの間にあって、たった一年、なぜ迷信がそこまでの出生減をもたらしたのか?そしてさまざまな「都市伝説」がささやかれてきたひのえうまの人生とは、実際にはどのようなものだったのか?自身、昭和のひのえうま生まれの計量社会学者が、迷信の成立した江戸期にまでさかのぼり、周期的な拡散・浸透のタイムラインをつぶさに追いながら、ただ日本でだけ生じた特異な出生減を「社会現象」として読み解く。
もくじ情報:第1章 江戸庶民に拡散した俗信(社会に跳ね返る迷信;始まりは八百屋お七 ほか);第2章 明治のひのえうまと近代日本(痕跡は意外に小規模;日露戦勝の子たち ほか);第3章 出生秘話―昭和のひのえうまの真実(「子どもは2人」の時代に;消えた赤ちゃんは16万4千人 ほか);第4章 塞翁がひのえうま―昭和のひのえうまの人生(「レガシー」の始まり;昭和のひのえうまとはだれか ほか);終章 どうなる令和のひのえうま(毎年がひのえうま;少子化の主因は「母集団」の縮小 ほか)
著者プロフィール
吉川 徹(キッカワ トオル)
1966年島根県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授。専門は計量社会学、現代日本社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
吉川 徹(キッカワ トオル)
1966年島根県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授。専門は計量社会学、現代日本社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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