内容紹介：会社法・金融商品取引法・取引所規則など　上場会社を規律する法ルールを横断的に解説するテキスト。実務的な話題も紹介しながら平時における法ルールの働きを示すことで　会社法学習の視野を広げる一冊。上場会社やその子会社の法務に携わる読者にも好適。
会社法の知識を基礎に、金融商品取引法、金融商品取引所の規則、各種ガイドラインなど、上場会社を規律する法ルールを横断的に学ぶ。近時の企業法務の関心や実践にも目配りをしながら、上場会社にかかわるアクター（株主、機関投資家、会社役員、買収者、政府、金融商品取引所）がどのような目的で行動し、それがどのように法ルールと解釈に結びついているのかを明らかにする。
もくじ情報：第１部　上場会社と法（上場会社法の特徴；上場　ほか）；第２部　コーポレート・ガバナンス（コーポレート・ガバナンスの基本的な考え方；株主と株主総会　ほか）；第３部　コーポレート・ファイナンス（資金調達；株主への分配）；第４部　Ｍ＆Ａ（企業買収の手法と公開買付け；組織再編と会社の非公開化　ほか）

飯田　秀総(イイダ　ヒデフサ)
東京大学大学院法学政治学研究科教授