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出版社名:草思社
出版年月:2025年10月
ISBN:978-4-7942-2795-9
103P 26cm
占領下の日本 カラーフィルム写真集
衣川太一/編著
組合員価格 税込 2,772
(通常価格 税込 3,080円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:空は青く、町は色彩にあふれていた--後世のわれわれが見たことのないカラー写真で記録された終戦直後の風景、建物、人物、乗り物、洋服、食べ物など。これまでモノクロ写真でしか知らない、貧しい時代として刷り込まれてきた風景とはまったく違うイメージがそこにある。進駐軍の米軍人たちによって個人的に撮影され、本国に持ち帰った膨大なフィルムが残されていた。コダカラ-(コダック社製)のフィルムに定着された日本はまた別の顔を見せている。当時、日本人が入手できなかった高性能のカラーフィルムによる鮮やかな画像だ。今や、遺族の手を離れ、米国の中古市場にある貴重なフィルム類に着目した、フィルム資料研究家の衣川太…(続く
内容紹介:空は青く、町は色彩にあふれていた--後世のわれわれが見たことのないカラー写真で記録された終戦直後の風景、建物、人物、乗り物、洋服、食べ物など。これまでモノクロ写真でしか知らない、貧しい時代として刷り込まれてきた風景とはまったく違うイメージがそこにある。進駐軍の米軍人たちによって個人的に撮影され、本国に持ち帰った膨大なフィルムが残されていた。コダカラ-(コダック社製)のフィルムに定着された日本はまた別の顔を見せている。当時、日本人が入手できなかった高性能のカラーフィルムによる鮮やかな画像だ。今や、遺族の手を離れ、米国の中古市場にある貴重なフィルム類に着目した、フィルム資料研究家の衣川太一氏によって集められた「衣川コレクション」とも呼ぶべき1万3千カットに及ぶ写真たち。全100カット収載の本書にまとめられているのはそのごく一部であり、えりすぐりのカットを編集したもの。そこからは、われわれが見逃していた歴史が見えてくる。偶然映り込んでしまったもの、普通日本人には当たり前に見えて撮られなかったものなど、場所や年代、対象物の慎重な特定作業をへてまとめられた本書は占領史の書き換えを迫る第1級の資料である。<目次内容>占領下の日本(マッカーサーの五つ星キャディラック、桜田門前の軍事パレード等)/焼け跡(瓦礫越しの国会議事堂、空から見た広島爆心地等)/武装解除(熊本の飛行場で爆破される陸軍爆撃機等)/闇市(新橋マーケット、池袋東口闇市等)/食(進駐軍向けの宴会風景、市場で売っている魚や食品等)/映画(「素晴らしき日曜日」ポスター、東宝撮影所風景)帝劇コミック・オペラ(越路吹雪、額縁ショウ等)/乗り物(横浜市電、木炭車等)/街と人びと(着物姿、赤ちゃん、銀座・新宿の盛り場で等)など序 都築響一、コラム 武田寿恵(帝劇ミュージカル)、石榑督和(闇市・マーケット)