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出版社名:青弓社
出版年月:2026年7月
ISBN:978-4-7872-7486-1
229P 19cm
製造業としてのアニメーション 制作現場は何を守ってきたのか
一藤浩隆/著
 
組合員価格 税込 2,970円
(通常価格 税込 3,300円)
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:世界的にも評価され、人々を魅了する日本のアニメだが、一方で制作現場の人手不足や劣悪な労働環境が指摘されている。しかし、課題を抱えながらも、アニメ産業はこれまで一貫して規模を拡大してきた。アニメ産業はなぜ発展しつづけられたのか。この謎を解き明かすために、制作に際して個人と全体の両立を目指す文化が作品の品質の維持や向上に寄与している点に着目する。これを製造業的な文化ととらえ、1960年代の東映動画、70年代の虫プロダクション、その後のサンライズなどの活動から、個と全体の両立を理想とする文化が産業内で維持されてきたことを明らかにする。そして、これまでの議論で光が当たってこなかった仕上げ・撮…(続く)
内容紹介:世界的にも評価され、人々を魅了する日本のアニメだが、一方で制作現場の人手不足や劣悪な労働環境が指摘されている。しかし、課題を抱えながらも、アニメ産業はこれまで一貫して規模を拡大してきた。アニメ産業はなぜ発展しつづけられたのか。この謎を解き明かすために、制作に際して個人と全体の両立を目指す文化が作品の品質の維持や向上に寄与している点に着目する。これを製造業的な文化ととらえ、1960年代の東映動画、70年代の虫プロダクション、その後のサンライズなどの活動から、個と全体の両立を理想とする文化が産業内で維持されてきたことを明らかにする。そして、これまでの議論で光が当たってこなかった仕上げ・撮影・編集・CGの各工程に従事する制作者にインタビューを重ねて、現在のアニメ制作でも個と全体の両立を目指す文化が維持されていることを浮き彫りにする。そのうえで、海外への外注が進む「動画職」に注目し、専門性の軽視やそこから生じる非効率が、この文化の衰退によって生じていることを指摘する。アニメ産業の知られざる課題をあぶり出す労作。
アニメ産業はなぜ発展しづけられたのか。制作に際して個人と全体の両立を目指す文化に着目して、製造業としての側面に光を当てる。仕上・撮影・編集・CGの各工程に従事する制作者などにインタビューを重ねて、アニメ産業の知られざる課題をあぶり出す。
もくじ情報:序章 製造業としてのアニメ制作(対立する二つの視点;集団からの視点の採用;個と全体の両立;製造業的な視点からみる意義);第1章 個と全体からみたアニメの特徴(アニメの特徴と本書での分類の試み;CMでのアニメーション制作の具体相);第2章 製造業的アニメ制作の始まり(近代産業としてのアニメ制作と日本の状況;東映動画での分業の実情と深化;「寄木細工性」認知スタイルの定着);第3章 アニメ史にみえる製造業的なもの(東映動画の文化と宮崎駿;手治虫と虫プロダクションの「労働」;虫プロダクションの文化と制作管理部門;混乱後の東映動画);第4章 非演出・作画職での個と集団の関係(具体的な工程と指揮系統;仕上;撮影);第5章 アニメ専門職位以外での個と集団の関係(編集;CG);第6章 非製造業的見地から強いられる無能(動画職の仕事と専門性;動画の単純労働化;広がる単純労働);終章 製造業的視点からみたアニメ制作の課題