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本
出版社名:勉誠社
出版年月:2026年9月
ISBN:978-4-585-32571-0
299P 21cm
アジア遊学 325/柳田国男と妖怪
/石井正己/編 香川雅信/編 佐藤健二/〔ほか〕執筆
 
組合員価格 税込 3,168円
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内容紹介・もくじなど
柳田国男と妖怪、というテーマは、意外なことにこれまであまり論じられてこなかった。しかし実際には、柳田はかなり初期の段階から妖怪に強い関心を持っており、昭和初期にその民俗学が明確に体系立てられた時には、最も重要な意味を与えられることになったのである。「妖怪」は、柳田国男の「最初の疑問」であり、その民俗学の隠れた原動力でもあった。そして「最後の失望」であり、いまだ解き得ない謎として、その後も残されたのである。柳田はどのようにして妖怪に興味を持ち、研究を進めていったのか。柳田国男の手になる妖怪辞典として受容されている「妖怪名彙」の本意はどこにあったのか。現在、柳田国男の妖怪研究はどのような形で活用さ…(続く)
柳田国男と妖怪、というテーマは、意外なことにこれまであまり論じられてこなかった。しかし実際には、柳田はかなり初期の段階から妖怪に強い関心を持っており、昭和初期にその民俗学が明確に体系立てられた時には、最も重要な意味を与えられることになったのである。「妖怪」は、柳田国男の「最初の疑問」であり、その民俗学の隠れた原動力でもあった。そして「最後の失望」であり、いまだ解き得ない謎として、その後も残されたのである。柳田はどのようにして妖怪に興味を持ち、研究を進めていったのか。柳田国男の手になる妖怪辞典として受容されている「妖怪名彙」の本意はどこにあったのか。現在、柳田国男の妖怪研究はどのような形で活用されているのか。「柳田妖怪学再考」「『妖怪名彙』の逆襲」「拡大する柳田国男」という三部により、「柳田国男と妖怪」の過去・現在・未来をそれぞれ見通し、柳田国男の思想を俯瞰しつつ、その「妖怪」に関する思考について論じる。
もくじ情報:1 柳田妖怪学再考(柳田国男と播磨の怪談;『妖怪談義』の地層を読む;声の文化としての妖怪 柳田妖怪論を読み直す;よみがえる残存 妖怪の症状的時間性;平田篤胤と柳田国男の妖怪観 幽冥への視座をめぐって;青森の河童・北海道の河童 柳田国男が向けた「メドチ」と「ミンツチ」への視線;柳田国男の「祟り」論と『郷土生活研究採集手帖』);2 「妖怪名彙」の逆襲(「妖怪名彙」をさかのぼる;「妖怪名彙」のコナキジジ;小豆洗い隨考;妖怪名を収集する『現行全国妖怪辞典』についての一考察;奈良のジャンジャン火 怪火伝説の特徴と意味;ツチコロビについて 「妖怪名彙」における視点の考察と現在の伝承);3 拡大する柳田国男(活用される柳田国男 創作の中での日本民俗学の父の軌跡)

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