ようこそ!
マイページ
ご利用ガイド
組合員情報の変更
メールアドレスの変更
ログイン
サイトトップ
e
フレンズトップ
すべて
本
雑誌
CD
DVD・Blu-ray
クリア
本 こだわり検索
書名
著者名
商品説明
出版社名
出版年月
―
2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001
2000
1999
1998
1997
1996
1995
1994
1993
1992
1991
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
年
―
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
月
以前
のみ
以降
ジャンル
選択してください
文庫
新書・選書
文芸
教養
人文
教育
芸術
児童
趣味
生活
地図・ガイド
就職・資格
語学
小学学参
中学学参
高校学参
辞典
コミック
ゲーム攻略本
エンターテイメント
日記手帳
社会
法律
経済
経営
ビジネス
理学
工学
コンピュータ
医学
看護学
薬学
ISBNコード
予約商品を表示しない
検索
クリア
本 >
文芸
>
文芸評論
>
文芸評論(日本)
出版社名:笠間書院
出版年月:2015年11月
ISBN:978-4-305-70786-4
307P 22cm
ひめぎみ考 王朝文学から見たレズ・ソーシャル
小林とし子/著
組合員価格 税込
1,568
円
(通常価格 税込 1,650円)
割引率 5%
在庫あり
生協宅配にてお届け
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
姫君を中枢とした〈女社会=レズ・ソーシャル〉が
社会で果たした役割を平安文学から読み解く
古代社会において共同体を結束させる装置として必要とされた
高貴な女の威力・聖性が、根強く残っていた平安時代。
『枕草子』『伊勢集』『紫式部日記』『源氏物語』には
生き生きと躍動する〈女社会〉が描かれていた。
【平安時代の女社会、〈王朝レズ・ソーシャル〉は、社会の底辺ではないとは言え、男性による制度の外側の存在、あるいは裏側の存在に過ぎない、しかし、逆に制度外であるからこその威力を─制度外ならではの矛盾・葛藤をも抱え込みながら、ですが─放っていたのではないか、と思えます。
その女社会を悩みながらも生き…(
続く
)
姫君を中枢とした〈女社会=レズ・ソーシャル〉が
社会で果たした役割を平安文学から読み解く
古代社会において共同体を結束させる装置として必要とされた
高貴な女の威力・聖性が、根強く残っていた平安時代。
『枕草子』『伊勢集』『紫式部日記』『源氏物語』には
生き生きと躍動する〈女社会〉が描かれていた。
【平安時代の女社会、〈王朝レズ・ソーシャル〉は、社会の底辺ではないとは言え、男性による制度の外側の存在、あるいは裏側の存在に過ぎない、しかし、逆に制度外であるからこその威力を─制度外ならではの矛盾・葛藤をも抱え込みながら、ですが─放っていたのではないか、と思えます。
その女社会を悩みながらも生きた、優れた女性たちによって書き記されたものが平安から鎌倉時代にかけての文学作品であって、そこからはその時代と社会を生きたものならではの認識と美意識が見えてきます。さらに気迫も覇気も批判精神もあります。彼女たちが格闘したものは、現代の私たちにとってもやはり同じく格闘して見据えていくべき問題ではないかと思うのです。〈王朝レズ・ソーシャル〉への批判も含めてですが、今後も検証していきたいと思っています。…「はじめに」より】
内容紹介・もくじなど
古代社会において共同体を結束させる装置として必要とされた高貴な女の威力・聖性が、根強く残っていた平安時代。『枕草子』『伊勢集』『紫式部日記』『源氏物語』には生き生きと躍動する“女社会”が描かれていた。
もくじ情報:女神のお食事;翁幻想―『枕草子』;めでたき女 伊勢御息所―『伊勢集』に見る女社会;女神のお仕事―『枕草子』の世界;女社会の分析批評 リアリストのまなざし―『紫式部日記』;夕顔 死と再生の物語―『源氏物語』;断想;超越するまなざし―誇り高き女たちの物語
古代社会において共同体を結束させる装置として必要とされた高貴な女の威力・聖性が、根強く残っていた平安時代。『枕草子』『伊勢集』『紫式部日記』『源氏物語』には生き生きと躍動する“女社会”が描かれていた。
もくじ情報:女神のお食事;翁幻想―『枕草子』;めでたき女 伊勢御息所―『伊勢集』に見る女社会;女神のお仕事―『枕草子』の世界;女社会の分析批評 リアリストのまなざし―『紫式部日記』;夕顔 死と再生の物語―『源氏物語』;断想;超越するまなざし―誇り高き女たちの物語
著者プロフィール
小林 とし子(コバヤシ トシコ)
1954年(昭和29年)、大阪市生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科国文学専攻博士後期課程満期退学。現在、作新学院大学・宇都宮大学等で非常勤講師。所属学会は、日本文学協会等。著書に『さすらい姫考―日本古典からたどる女の漂泊』(2006年笠間書院、2006年度女性文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
小林 とし子(コバヤシ トシコ)
1954年(昭和29年)、大阪市生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科国文学専攻博士後期課程満期退学。現在、作新学院大学・宇都宮大学等で非常勤講師。所属学会は、日本文学協会等。著書に『さすらい姫考―日本古典からたどる女の漂泊』(2006年笠間書院、2006年度女性文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
同じ著者名で検索した本
私たちの春
小林とし子/著
もの狂いの人々 古典文学に見る異形のヒロイン
小林とし子/著
虹いろの家族
小林とし子/著
サクセス管理栄養士・栄養士養成講座 〔7〕/栄養教育論
全国栄養士養成施設協会/監修 日本栄養士会/監修
サクセス管理栄養士・栄養士養成講座 〔7〕/栄養教育論
全国栄養士養成施設協会/監修 日本栄養士会/監修
翁と媼の源氏物語
小林とし子/著
女神の末裔 日本古典文学から辿る〈さすらい〉の生
小林とし子/著
さすらい姫考 日本古典からたどる女の漂泊
小林とし子/著
扉を開く女たち ジェンダーからみた短歌史 1945~1953
阿木津英/著 内野光子/著 小林とし子/著
社会で果たした役割を平安文学から読み解く
古代社会において共同体を結束させる装置として必要とされた
高貴な女の威力・聖性が、根強く残っていた平安時代。
『枕草子』『伊勢集』『紫式部日記』『源氏物語』には
生き生きと躍動する〈女社会〉が描かれていた。
【平安時代の女社会、〈王朝レズ・ソーシャル〉は、社会の底辺ではないとは言え、男性による制度の外側の存在、あるいは裏側の存在に過ぎない、しかし、逆に制度外であるからこその威力を─制度外ならではの矛盾・葛藤をも抱え込みながら、ですが─放っていたのではないか、と思えます。
その女社会を悩みながらも生き…(続く)
社会で果たした役割を平安文学から読み解く
古代社会において共同体を結束させる装置として必要とされた
高貴な女の威力・聖性が、根強く残っていた平安時代。
『枕草子』『伊勢集』『紫式部日記』『源氏物語』には
生き生きと躍動する〈女社会〉が描かれていた。
【平安時代の女社会、〈王朝レズ・ソーシャル〉は、社会の底辺ではないとは言え、男性による制度の外側の存在、あるいは裏側の存在に過ぎない、しかし、逆に制度外であるからこその威力を─制度外ならではの矛盾・葛藤をも抱え込みながら、ですが─放っていたのではないか、と思えます。
その女社会を悩みながらも生きた、優れた女性たちによって書き記されたものが平安から鎌倉時代にかけての文学作品であって、そこからはその時代と社会を生きたものならではの認識と美意識が見えてきます。さらに気迫も覇気も批判精神もあります。彼女たちが格闘したものは、現代の私たちにとってもやはり同じく格闘して見据えていくべき問題ではないかと思うのです。〈王朝レズ・ソーシャル〉への批判も含めてですが、今後も検証していきたいと思っています。…「はじめに」より】