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出版社名:以文社
出版年月:2002年6月
ISBN:978-4-7531-0221-1
570P 22cm
過去の声 一八世紀日本の言説における言語の地位
酒井直樹/著・監訳 川田潤/〔ほか〕訳
組合員価格 税込 7,106
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世界がグローバル化するなかで、新たに問われる言語・主体・文化・民族・共同体について根底から問い直す。
世界がグローバル化するなかで、新たに問われる言語・主体・文化・民族・共同体について根底から問い直す。
内容紹介・もくじなど
「私が話し、書く言語は、私に帰属するものではない」この意表をつく言葉で始まる本書は、18世紀日本(徳川期)の言説空間―漢学・国学・文学・歌論・歌学―における言語をめぐる熾烈な議論が、その果てになぜ日本語・日本人という起源への欲望を生み出したかを解き明かす。シュタイ(主観・主体・主語・主題)・言語・文化・歴史の不可分の関係を論じ、「日本思想史研究」を塗り替える、丸山真男以来の達成。
もくじ情報:第1部 中心の沈黙―伊藤仁斎と間テクスト性の諸問題(言説編制様式における変化;伊藤仁斎―身体としてのテクストとテクストとしての身体;テクスト性と社会性―実践、外部性、発話行為における分裂の問題);第2部 …(続く
「私が話し、書く言語は、私に帰属するものではない」この意表をつく言葉で始まる本書は、18世紀日本(徳川期)の言説空間―漢学・国学・文学・歌論・歌学―における言語をめぐる熾烈な議論が、その果てになぜ日本語・日本人という起源への欲望を生み出したかを解き明かす。シュタイ(主観・主体・主語・主題)・言語・文化・歴史の不可分の関係を論じ、「日本思想史研究」を塗り替える、丸山真男以来の達成。
もくじ情報:第1部 中心の沈黙―伊藤仁斎と間テクスト性の諸問題(言説編制様式における変化;伊藤仁斎―身体としてのテクストとテクストとしての身体;テクスト性と社会性―実践、外部性、発話行為における分裂の問題);第2部 枠づけ―意味作用の剰余と徳川期の文学(発話行為と非言語表現的テクスト;代補;異化とパロディ);第3部 言語、身体、そして直接的なもの―音声表記と同一なるもののイデオロギー(翻訳の問題;表音表記と歴史;舞踏術の政治)
著者プロフィール
酒井 直樹(サカイ ナオキ)
1946年生まれ。1971年東京大学卒業、1980‐83年シカゴ大学人文学部極東言語文明学科博士課程、シカゴ大学人文学部助教授を経て、現在、コーネル大学教授。近年は大学における教育活動のみならず、国際的な総合雑誌『トレイシーズ』(2000年5月、岩波書店発刊)の中心的な編集に携わり、急変する国際関係の分析と批評活動を精力的に展開している
酒井 直樹(サカイ ナオキ)
1946年生まれ。1971年東京大学卒業、1980‐83年シカゴ大学人文学部極東言語文明学科博士課程、シカゴ大学人文学部助教授を経て、現在、コーネル大学教授。近年は大学における教育活動のみならず、国際的な総合雑誌『トレイシーズ』(2000年5月、岩波書店発刊)の中心的な編集に携わり、急変する国際関係の分析と批評活動を精力的に展開している