母親絶対論にのっとる社会通念の誤りを指摘。仕事を持つ母親を不安と憂鬱から解放する。

精神分析医として２０年の臨床経験を持つ著者が、不要な罪悪感のもとになる母親絶対論をくつがえし、子どもと“働く両親”とのベストな関係を提案、母親を不安と憂鬱から解放する。
もくじ情報：第１章　母性と罪悪感（働く？働かない？理想と現実；仮面をかぶった罪悪感；母親になるって、罪悪感の世界に入ること？　ほか）；第２章　働く両親の子供たち（間違いだらけの罪悪感；もう離れなければならないとき；幼児が他人を発見するとき　ほか）；第３章　子供、仕事、家庭？はい。でも何もかもひとりではやらない！（子供の受け入れ先？ごまかしだらけ；仕事の世界は？子供を拒否）

ジャンピノ，シルヴィアンヌ(ジャンピノ，シルヴィアンヌ)
フランスの心理学者・精神分析学者。幼児とその家族を専門とする臨床精神分析医として二十年以上のキャリアを持つ。Ａ．ＮＡ．ＰＳＹ．ｐ．ｅ．（幼児心理学者全国組織）の創設メンバー。保育園の質向上などの問題に積極的に取り組み、雑誌などにも記事を発表する