目次：関数解析の基本概念／非可換確率論／他。

本書は、作用素代数入門と題し、作用素代数の導入からＦｉｅｌｄｓ賞に輝くＣｏｎｎｅｓの成果に至るまでの主要な理論を可能な限り含むような計画の下に、理解し易さを常に念頭に置きながら説明を展げた。
もくじ情報：第１章　函数解析の基礎概念；第２章　Ｂ（Ｈ），Ｃ（Ｈ），Ｓ（Ｈ），Ｔ（Ｈ）とＲＫＨＳ；第３章　Ｃ＊代数；第４章　ｖｏｎ　Ｎｅｕｍａｎｎ代数；第５章　ＫＭＳ条件とＴｏｍｉｔａ‐Ｔａｋｅｓａｋｉ理論；第６章　非可換確率論；第７章　Ｃｏｎｎｅｓの３型理論；付録　２型、３型、ｖ．Ｎ．代数の例

梅垣　寿春(ウメガキ　ヒサハル)
１９４９年東北帝国大学理学部数学科卒業。専攻は応用関数解析、非可換解析、信号解析、エントロピー理論。現在、東京工業大学名誉教授。理学博士