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出版社名:文化書房博文社
出版年月:2003年6月
ISBN:978-4-8301-1010-8
233P 20cm
文芸書簡 1899~1925
ライナー・マリーア・リルケ/〔著〕 H.フォン・ホーフマンスタール/〔著〕 塚越敏/訳・解説
組合員価格 税込 2,926
(通常価格 税込 3,080円)
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内容紹介・もくじなど
ホーフマンスタールは、ゴッホの描いた靴が道具としての靴ではなく、事物としての即自存在している靴であると知っていた。リルケもまた、ロダンの作品が芸術事物として不在を現前させていることを、また1907年のサロン・ドートンヌで視たセザンヌの絵画に不在の現前を視て、ミメシスとしての芸術作品を拒否していた。だがホーフマンスタールは、リルケの言う「姦淫はするが、けっして受胎することのない不妊の聴覚」で音楽を芸術作品としてとらえていた。果してこの二人の詩人の交流は。
もくじ情報:文芸書簡;註解;原書名・人名年譜補;解説 交流と反発の軌跡
ホーフマンスタールは、ゴッホの描いた靴が道具としての靴ではなく、事物としての即自存在している靴であると知っていた。リルケもまた、ロダンの作品が芸術事物として不在を現前させていることを、また1907年のサロン・ドートンヌで視たセザンヌの絵画に不在の現前を視て、ミメシスとしての芸術作品を拒否していた。だがホーフマンスタールは、リルケの言う「姦淫はするが、けっして受胎することのない不妊の聴覚」で音楽を芸術作品としてとらえていた。果してこの二人の詩人の交流は。
もくじ情報:文芸書簡;註解;原書名・人名年譜補;解説 交流と反発の軌跡
著者プロフィール
塚越 敏(ツカコシ サトシ)
ドイツ文学・慶応大学名誉教授。日本翻訳家協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
塚越 敏(ツカコシ サトシ)
ドイツ文学・慶応大学名誉教授。日本翻訳家協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)