内容紹介：きついノルマ。うだるような暑さ。確かにイライラしていたかもしれない。それは、ささいな交通違反のはずだった。白バイ警官の制止を無視した俺は、こともあろうに車を白バイに接触させてしまい、その場で逮捕。公務執行妨害で１０日間の拘留を経験することとなる。交通規則を無視するとどうなるかをリアルにシミュレートし、取り調べや拘留生活の日々を詳細に描く。すべてのドライバーに警鐘を鳴らす小説。
アスファルトに潜むワナにハマった男が体験した地獄の１０日間。

山崎　達也(ヤマサキ　タツヤ)
１９７３年東京都出身。１９９７年早稲田大学社会科学部卒業。大卒後、２年間のサラリーマン生活を経て、現在大手損害保険会社代理店に勤務（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）