内容紹介：▼解説　本書は、認知症状患者に対する音楽療法の効果について理論的に検討すると共に、多数の実践例を対象としてその効果に関する包括的な調査の結果をまとめた労作。
もくじ情報：第１部　理論編（音楽療法の歴史的背景；音楽療法の理論的背景；音楽療法の方法論；老年期領域に関する考察）；第２部　実証編（認知症用愛媛式音楽療法評価表の（Ｅｈｉｍｅ　Ｍｕｓｉｃ　ｔｈｅｒａｐｙ　Ｓｃａｌｅ　ｆｏｒ　Ｄｅｍｅｎｔｉａ；Ｄ‐ＥＭＳ）有用性に関する検討；音楽療法の効果に関する一考察―他の集団活動との比較から；音楽療法が老年期の患者の認知機能に及ぼす効果に関する考察；認知症症状のある高齢者の音楽活動の評価とその意義；長期的な音楽療法実施による変化に関する検討；前頭側頭葉変性症患者に対する音楽療法の試み）；第３部　総括編

渡辺　恭子(ワタナベ　キョウコ)
２００２年名古屋大学大学院博士課程後期教育発達科学研究科修了、教育学博士。現在、金城学院大学人間科学部准教授。日本音楽療法学会認定音楽療法士。日本臨床心理士資格認定協会認定臨床心理士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）