日本アルプスを俺流山歩きで楽しみ、野菜作りに親しみ、お遍路にもチャレンジする、名僧正受老人の教えを体現したスローライフ記。

「人は、あす、あさってを思い煩うが、きょうのこの時の積み重ねこそが人生なのだ」という名僧・正受老人の教えに従い、日本アルプス山歩や畑の土いじりなどに取り組むオレ流シニアライフ。
もくじ情報：第１章　一日暮らし―正受老人に出会う；第２章　山歩き八話―歩く、歩く、歩ける幸せ（白山―信仰の山も、人それぞれ；白峰三山―快晴四日、奈良田に遊ぶ　ほか）；第３章　野菜十五話―土を食らう日々（多種少量助長せず；ナス（茄子）―鋭いトゲに触ったことあるか？　ほか）；第４章　自立・自主・自律―震災ボランティア体験記（そうだ小千谷へ行こう；炊き出しと風呂当番の七日間　ほか）；第５章　食糧をつくる―蕎麦・小麦（伝承に従った蕎麦栽培；小麦栽培の究極の目的は？）

金谷　常平(カナヤ　ツネヘイ)
１９４０年群馬県に生れる。１９６３年群馬大学卒業。３８年間、中学校に勤務する。尾瀬、谷川岳をホームグランドに、関東の山を歩く。２００１年退職を機に、日本アルプスを歩き始める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）