リーダーシップをどのようにしたら高めることができるかを人間の本質に立ち返った動機付け理論でわかりやすく解説。

リーダーシップとは、部下や周りの人を動機づけ、職場の課題を解決し、組織の目標を達成する行動です。この動機づける力と課題解決能力には、人類が長い経験の中から生み出したコアのような考え方があり、この考え方を理解することにより勤労意欲がわき、高い生産性をもたらす職場を生み出すことができます。本書は、動機づけと課題解決で構成されるリーダーシップの考え方をわかりやすく解説するとともに、豊富な事例を載せ、職場ですぐに役立つような実践的な内容となっています。
もくじ情報：第１章　リーダーシップとは（リーダーシップとは；動機づけとは　ほか）；第２章　部下を動機づける方法（お金やものでは生産性は向上しない；“能力向上の欲求”に応え、動機づけを図る　ほか）；第３章　管理力を向上させる方法（課題解決能力向上の重要性；“Ａ３用紙１枚”にまとめ「管理力」向上を図る　ほか）；第４章　勤労意欲が高く、生産性の高い職場づくり―企業活動の例（勤労意欲が高く、生産性の高い職場を実現するためには；豊田自動織機における企業活動（教育研修、人間関係向上）　ほか）

國澤　英雄(クニサワ　ヒデオ)
朝日大学経営学部経営学科長教授。１９６１年トヨタ車体株式会社入社。第１技術部配属（塗科・樹脂開発設計担当）。１９９０年同社経営企画室主担当員（全社的経営管理統括担当：方針管理、品質管理、ＴＰＭ、ＪＩＴ（トヨタ生産方式）、ＳＱＣ、信頼性、他）。１９９９年同社海外事業部主担当員。２０００年同社退社。朝日大学経営学部経営学科教授。２００２年同学学科長教授。１９５９年山梨大学工学部応用化学科卒業。１９６１年山梨大学大学院工学研究科応用化学専攻修士課程修了。１９９８年東京工業大学大学院工学研究科経営工学専攻博士後期課程修了。工学博士（東京工業大学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）