ようこそ!
出版社名:国際日本文化研究センター
出版年月:2010年4月
ISBN:978-4-623-05617-0
366,226P 22cm
石川淳と戦後日本/日文研叢書
ウィリアム・J.タイラー/編著 鈴木貞美/編著
組合員価格 税込 4,703
(通常価格 税込 4,950円)
割引率 5%
在庫あり
生協宅配にてお届け
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
内容紹介・もくじなど
戦前・戦後にわたって幅広い活躍をし、日本の文芸・文化に多大な影響を残した石川淳。小説はもとより、日本古典への評論随筆や現代語訳、最新の思想を踏まえた時評など、文化全般に対するその鋭い批評眼は、大戦後の日本文化を考える上で不可欠なものになっている。本書では、この不世出の作家、石川淳の戦後について、学際的・国際的な視野から明らかにする。急逝したウィリアム・J・タイラーによる『荒魂』翻訳遺稿も掲載。
もくじ情報:『荒魂』を改まって読む―A More Formal Reading of Aratama;第1部 石川淳―敗戦後一〇年(空白の「帝国」―石川淳「窮菴売卜」その他;無頼の使徒―石川淳の戦後十年…(続く
戦前・戦後にわたって幅広い活躍をし、日本の文芸・文化に多大な影響を残した石川淳。小説はもとより、日本古典への評論随筆や現代語訳、最新の思想を踏まえた時評など、文化全般に対するその鋭い批評眼は、大戦後の日本文化を考える上で不可欠なものになっている。本書では、この不世出の作家、石川淳の戦後について、学際的・国際的な視野から明らかにする。急逝したウィリアム・J・タイラーによる『荒魂』翻訳遺稿も掲載。
もくじ情報:『荒魂』を改まって読む―A More Formal Reading of Aratama;第1部 石川淳―敗戦後一〇年(空白の「帝国」―石川淳「窮菴売卜」その他;無頼の使徒―石川淳の戦後十年、太宰治、坂口安吾を超えて ほか);第2部 敗戦後作品の世界(石川淳の「焼け跡のイエス」をめぐって;『燃える棘』の構造と生成―裸形の女人像をめぐる否定の精神 ほか);第3部 敗戦後の文化状況のなかで(石川淳と演劇―「千田是也演出のために」の射程;アルベール・カミュ受容史における『夷齋俚言』 ほか);第4部 石川淳―六〇年代以降(『荒魂』―運動する象徴主義;一九六八年の運動を振り返って―『天馬賦』再読 ほか)
著者プロフィール
タイラー,ウィリアム・J.(タイラー,ウィリアムJ.)
1945年2月12日~2009年1月3日。1968年国際基督教大学アジア研究専攻卒業。1971年ハーバード大学日本文学専攻博士課程修了(Ph.D.取得)。1976年~アマースト・カレッジ、ペンシルバニア大学助教授、アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター所長などを歴任。1991年~オハイオ州立大学准教授を経て教授。1998年及び2007年国際日本文化研究センター外国人研究員
タイラー,ウィリアム・J.(タイラー,ウィリアムJ.)
1945年2月12日~2009年1月3日。1968年国際基督教大学アジア研究専攻卒業。1971年ハーバード大学日本文学専攻博士課程修了(Ph.D.取得)。1976年~アマースト・カレッジ、ペンシルバニア大学助教授、アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター所長などを歴任。1991年~オハイオ州立大学准教授を経て教授。1998年及び2007年国際日本文化研究センター外国人研究員