コマツを世界企業にしたハイブリッド経営をコマツ元社長、日本文化の専門家、経営学者が分析。

世界企業コマツの躍進の秘訣は、日本とアメリカの要素を巧みに取り入れ、融合させたハイブリッド経営にあった。企業経営のハイブリッド化の理論と実際をコマツ元社長、日本文化に造詣の深い経営哲学者、新鋭の経営学者という立場が異なる３者の視点から解説。日本企業再発展のための新たな経営者論。
もくじ情報：第１部　日本型ハイブリッド経営とはなにか（日本型ハイブリッド経営―「日本型」のゆえん；ハイブリッド経営―理論編；日本型ハイブリッド経営―実践編）；第２部　ハイブリッド経営と企業トップ（学問的観点から考える経営者の役割；元企業トップの考える経営者の役割）；第３部　ハイブリッド経営の未来（世界不況後の展望；ハイブリッド経営の今後の展開；日本型ハイブリッド経営の２１世紀の「課題」）

安崎　暁(アンザキ　サトル)
昭和３４年一橋大学社会学部、昭和３６年同経済学部卒業、同年小松製作所（コマツ）入社。平成７年コマツ社長、１３年同会長、（社）経団連日本ロシア経済委員会副委員長、サブサハラ地域委員会委員長、（財）日中経済協会副会長、（社）日本建設機械工業会会長を歴任。平成１３年～１８年国家公安委員、現在、コマツ顧問、エーザイ取締役、公益財団法人日本花の会理事長。平成１０年藍綬褒章受章