重要部分をコンパクトにまとめた借地借家契約の「特約条項」に関する４２１の裁判例集。更新料・敷金返還請求事件・建物明渡請求事件等で特約の効力が問題となった際に、裁判例から解決の方向を見出せる。「不利な特約条項」がある賃貸借契約で、「無効とされる」可能性の高い特約、賃貸借契約解除の可否についての手がかりとなる裁判例を網羅。和解・調停条項作成の際の参考となるオリジナルの和解条項例、調停条項例を巻末に掲載。
もくじ情報：第１編　借地契約における各種特約の効力；第２編　借家契約における各種特約の効力；参考　和解条項例、調停条項例

伊藤　秀城(イトウ　ヒデキ)
１９４８年生。１９８４年最高裁判所民事局第一課。１９９８年最高裁判所経理局監査課長。２００４年最高裁判所第三小法廷首席書記官。２００６年東京簡易裁判所判事。２００７年市川簡易裁判所判事。２０１０年東京簡易裁判所判事。２０１２年東京簡易裁判所判事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）