学校関係者で発達障碍（ＡＤＨＤ）の子どもに接するひと全てが対象で、授業を含めた学校生活の過ごし方と薬の作用、子どもの理解の仕方を懇切丁寧に最新の医学知識に基づいて解説している。関係者必携の書。/スクールカウンセラーやケースワーカー、医師、家族等、誰でも実務の現場での援助サービスの工夫について多彩なヒントが得られる。

もくじ情報：１　注意欠如・多動性障害（ＡＤＨＤ）とは、どういったものでしょう？；２　実行機能の不全；３　ＡＤＨＤを抱える子どもへの公正な対処；４　授業での方策―生徒の成功を導くコツ；５　学校でのＡＤＨＤの振る舞いへの対処；６　薬物治療について教師が知っておくべきこと；７　親への有効な伝え方

ルージー，リチャード・Ａ．(ルージー，リチャードＡ．)
ここ３０年間、住居も職場も、中学校教師という経歴を開始した場所、カリフォルニア州サクラメントに置く。その間、小学校でのスクールカウンセラーとして、後には学校サイコロジストとして、役割を果たした。２００７年、退職を前に、北部カリフォルニアの大都市圏学区における、ヘッドスタート・プログラムおよび早期ヘッドスタート・プログラムのための精神保健業務を監督。現在、早期ヘッドスタート・プログラムおよび大学区就学前・就学後治療プログラムのための精神保健コンサルタントに着任するだけではなく、ＡＤＨＤとその関連疾患を専門に扱う個人開業を運営