新たに対応が迫られる「有期から無期への転換型労働者」をどうする？正規と非正規間の待遇の違いをどう考える？ｅｔｃ…実際の運用場面に役立つ知識、規定の見直し方・規定例も盛り込み、実務家の疑問をトータルに解決。有期労働者の雇用管理に関わる重要な労働法の改正（労働契約法、高年齢者雇用安定法、労働者派遣法）を踏まえた実務対応について具体的かつ実践的に解説。
もくじ情報：第１章　労働契約法の改正と人事管理（有期労働契約の現状；無期労働契約への転換制度（労契法１８条）　ほか）；第２章　高年齢者雇用安定法の改正と人事管理（定年に関する規制；継続雇用制度の対象者を限定できる仕組みの廃止　ほか）；第３章　派遣法改正と人事管理（労働者派遣の現状；「事業規制の強化」に関する人事管理への影響と対策　ほか）；第４章　法改正に対応した人事管理（制度設計・運用）の再構築（改正労契法に対応した人事管理（制度設計・運用）の再構築；改正高年法に対応した人事管理（制度設計・運用）の再構築　ほか）

浅井　隆(アサイ　タカシ)
第一芙蓉法律事務所弁護士／慶應義塾大学法科大学院法務研究科教授。１９６１年東京に生まれる。１９８３年慶應義塾大学法学部卒業。１９９０年弁護士登録。現在、弁護士（第一芙蓉法律事務所）。２００１．４武蔵野女子大学講師（非常勤）。２００２．４‐２００８．３慶應義塾大学法学部講師（民法演習・非常勤）。２００５．４‐２００９．３慶應義塾大学大学院法務研究科（法科大学院）講師（労働法実務・非常勤）。２００９．４‐現在、同教授