内容紹介：障がいをもつというのはどういうことなのでしょうか．また，障がいをもつ子どもたちの心理はどのようなものなのでしょうか．本書は，高次脳機能障害とされるいくつかの特徴的な障がい児，主に発達障がいの子どもたちを取り上げて，それぞれの具体例にもとづいてその行動様式・行動特徴，子どもたちへのかかわり方，さらに養育・療育の方法などを示しながら，その問題点を考えていきます．心理学を専攻する学生だけでなく，障がい児をもつ御家族の方にもおすすめの一冊です．
もくじ情報：第１部　発達と障がい（発達の道程と障がい；発達障がいの種類とその特性）；第２部　発達障がい（自閉症スペクトラム；注意欠如／多動性障害（ＡＤＨＤ）；言語発達遅滞）；第３部　発達障がいとコミュニケーション（発達障がいとコミュニケーション行動）

鹿取　廣人(カトリ　ヒロト)
１９５４年東京大学文学部心理学科卒業。現在、東京大学名誉教授、文学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）