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出版社名:笠間書院
出版年月:2013年10月
ISBN:978-4-305-70708-6
431,10P 22cm
仮名日記文学論 王朝女性たちの時空と自我・その表象
今関敏子/著
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自己を素材に多彩な作品を残した女性作者はどう生きたのか。仮名日記文学を平安期から南北朝にかけて続いたジャンルとして捉える。
自己を素材に多彩な作品を残した女性作者はどう生きたのか。仮名日記文学を平安期から南北朝にかけて続いたジャンルとして捉える。
内容紹介・もくじなど
10世紀後半から14世紀中葉にかけて、女性作者たちは、自己を素材にして多彩な作品を残した。彼女たちは、限られた時空で何を信じ、何に価値を見出し、置かれた状況と自己をどのように捉え、どのように生きたのか。仮名日記文学はその自己表象の一つである。個々の作品だけではなく、中古と中世を区切るのではなく、平安期から南北朝にかけて続いたひとつのジャンルとして捉え、仮名日記文学に向き合う。
もくじ情報:序章 仮名日記文学の流れ;第1章 自我と時間(“自我”の表象―仮名日記文学と自伝;“時間”の表象―解体と組み換え ほか);第2章 夢の表象(旅寝の夢(勅撰集覊旅歌の類型;紀行にみる類型と独自性);『更級日記』…(続く
10世紀後半から14世紀中葉にかけて、女性作者たちは、自己を素材にして多彩な作品を残した。彼女たちは、限られた時空で何を信じ、何に価値を見出し、置かれた状況と自己をどのように捉え、どのように生きたのか。仮名日記文学はその自己表象の一つである。個々の作品だけではなく、中古と中世を区切るのではなく、平安期から南北朝にかけて続いたひとつのジャンルとして捉え、仮名日記文学に向き合う。
もくじ情報:序章 仮名日記文学の流れ;第1章 自我と時間(“自我”の表象―仮名日記文学と自伝;“時間”の表象―解体と組み換え ほか);第2章 夢の表象(旅寝の夢(勅撰集覊旅歌の類型;紀行にみる類型と独自性);『更級日記』の夢―作品空間と存在把握 ほか);第3章 涙の表象(『蜻蛉日記』の涙―精神の変容と軌跡;『讃岐典侍日記』の涙―号泣から詩的表現へ ほか);第4章 制度と表現(『弁内侍日記』にみる危機感と表現;『とはずがたり』の達成―家と女をめぐって ほか);終章 自己を語ることの意味
著者プロフィール
今関 敏子(イマゼキ トシコ)
日本文学研究者。川村学園女子大学教授。帝塚山学院大学等を経て現職。1990年度サンパウロ大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
今関 敏子(イマゼキ トシコ)
日本文学研究者。川村学園女子大学教授。帝塚山学院大学等を経て現職。1990年度サンパウロ大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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