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出版社名:紀伊國屋書店
出版年月:2015年9月
ISBN:978-4-314-01131-0
469P 20cm
意識と脳 思考はいかにコード化されるか
スタニスラス・ドゥアンヌ/〔著〕 高橋洋/訳
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私たちの思考、感情、夢はどこからやって来るのか?――この問いは子どもでも思いつくほど素朴なものだが、意識がどのように生じるかについては、有史以来何千年も先哲たちを悩ませてきた。本書は、「意識の研究はもはや思索の域を脱し、その焦点は実験方法の問題へと移行してきた」と言い放ち、独自の「グローバル・ニューロナル・ワークスペース」理論を打ち立て、意識の解明を実証すべく邁進する認知神経科学の俊英ドゥアンヌが世に送り出した、野心的な一冊である。人工知能やヒューマノイドロボットなどが注目されている現在、それらの研究の礎となる脳の機能および意識の研究も発展が著しく、同様に熱い視線が集まっている。そんな世に堂々…(続く
私たちの思考、感情、夢はどこからやって来るのか?――この問いは子どもでも思いつくほど素朴なものだが、意識がどのように生じるかについては、有史以来何千年も先哲たちを悩ませてきた。本書は、「意識の研究はもはや思索の域を脱し、その焦点は実験方法の問題へと移行してきた」と言い放ち、独自の「グローバル・ニューロナル・ワークスペース」理論を打ち立て、意識の解明を実証すべく邁進する認知神経科学の俊英ドゥアンヌが世に送り出した、野心的な一冊である。人工知能やヒューマノイドロボットなどが注目されている現在、それらの研究の礎となる脳の機能および意識の研究も発展が著しく、同様に熱い視線が集まっている。そんな世に堂々と斬り込んでゆく、待望の邦訳。□ □ □ この驚嘆すべき本は、昨今私が読んだ意識研究の本のなかでも最高傑作だ。世界的な科学者スタニスラス・ドゥアンヌは、意識を探究するための一連の実験を考案してこの分野を革新し、意識の生物学に向けての直接的なアプローチを初めて築きあげた。一般読者にまったく新たな知的世界を開示する本書は、まさに力作中の力作だ。エリック・カンデル(2000年にノーベル生理学・医学賞を受賞した神経科学者) □ □ □
内容紹介・もくじなど
「科学者は、いかにしてこの心の要塞に侵入できるのだろうか」―認知神経科学の世界的研究者として数々の受賞歴を誇る俊英が、意識研究の最前線へのガイドツアーに読者を誘う。膨大な実験をもとに究極の問題に迫る、野心的論考。
もくじ情報:序 思考の材料;第1章 意識の実験;第2章 無意識の深さを測る;第3章 意識は何のためにあるのか?;第4章 意識的思考のしるし;第5章 意識を理論化する;第6章 究極のテスト;第7章 意識の未来
「科学者は、いかにしてこの心の要塞に侵入できるのだろうか」―認知神経科学の世界的研究者として数々の受賞歴を誇る俊英が、意識研究の最前線へのガイドツアーに読者を誘う。膨大な実験をもとに究極の問題に迫る、野心的論考。
もくじ情報:序 思考の材料;第1章 意識の実験;第2章 無意識の深さを測る;第3章 意識は何のためにあるのか?;第4章 意識的思考のしるし;第5章 意識を理論化する;第6章 究極のテスト;第7章 意識の未来
著者プロフィール
ドゥアンヌ,スタニスラス(ドゥアンヌ,スタニスラス)
1965年生まれの認知神経科学者。コレージュ・ド・フランス教授。数学、心理学を専攻したのち、脳における言語と数の処理の研究へと進み、若くして認知神経科学の世界的な研究者の一人となる。2011年にフランスの最高勲章であるレジオンドヌール勲章(シュヴァリエ)を受章。2014年度のBrain Prizeほか、脳生理学関係の受賞歴多数。フランス国立保健医学研究機構(INSERM)認知神経画像解析研究ユニットのディレクター、フランス科学アカデミーならびにローマ教皇庁科学アカデミーの会員でもある
ドゥアンヌ,スタニスラス(ドゥアンヌ,スタニスラス)
1965年生まれの認知神経科学者。コレージュ・ド・フランス教授。数学、心理学を専攻したのち、脳における言語と数の処理の研究へと進み、若くして認知神経科学の世界的な研究者の一人となる。2011年にフランスの最高勲章であるレジオンドヌール勲章(シュヴァリエ)を受章。2014年度のBrain Prizeほか、脳生理学関係の受賞歴多数。フランス国立保健医学研究機構(INSERM)認知神経画像解析研究ユニットのディレクター、フランス科学アカデミーならびにローマ教皇庁科学アカデミーの会員でもある