内容紹介：シャカ族の太子として生まれた釈迦は、生老病死に苦しむ貧民の惨状を見て苦行の道に入り、「人間の存在は苦であり、苦の原因は欲望にある」ことを悟った。その生涯を辿り、仏教の原始思想を探る。１９６７年発行書の新装版。
もくじ情報：１　釈迦の生涯（誕生；少・青年時代；当時のインドの社会；出家；苦行時代；覚者となる；伝道布教の時代；伝道の旅から旅へ；旅の途上での死）；２　釈迦の思想（仏教の根本思想；原始仏教の探究；第一の仏教；第二の仏教；社会的基盤との関係）

副島　正光(ソエジマ　マサミツ)
１９３４（昭和９）年東京都に生まれる。１９６３年東京教育大学大学院（倫理学専攻）修了。文学博士。佐賀大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）