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出版社名:東信堂
出版年月:2015年8月
ISBN:978-4-7989-1307-0
124P 19cm
科学の公的責任 科学者と私たちに問われていること
テオドール・リット/著 小笠原道雄/編訳 野平慎二/編訳
組合員価格 税込 1,881
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内容紹介・もくじなど
科学と政治の癒着に対する厳格な批判。「原発は安全」という政治的神話が多くの科学者を拘束し、福島原発事故の遠因をなしたことが明らかな今、科学と政治の分離を厳しく説く本書の射程はさらに広がった。一見フクシマのそれとは真逆に見える科学者の良心的政治活動も、結局は科学の独立性を損なう罠と化すことをリットは見通しているのだ。これら主張と同時に、科学者の公正な真理告知と市民による科学政策選択の重要性を浮彫りにした本書は、現代を生きる人々、とくに日本人に向けた切実な提言の書と言えよう。
もくじ情報:1 科学の公的責任(客観的な立場を取るのか、それとも参加するのか;真理の番人としての科学;科学の分裂;人間以外…(続く
科学と政治の癒着に対する厳格な批判。「原発は安全」という政治的神話が多くの科学者を拘束し、福島原発事故の遠因をなしたことが明らかな今、科学と政治の分離を厳しく説く本書の射程はさらに広がった。一見フクシマのそれとは真逆に見える科学者の良心的政治活動も、結局は科学の独立性を損なう罠と化すことをリットは見通しているのだ。これら主張と同時に、科学者の公正な真理告知と市民による科学政策選択の重要性を浮彫りにした本書は、現代を生きる人々、とくに日本人に向けた切実な提言の書と言えよう。
もくじ情報:1 科学の公的責任(客観的な立場を取るのか、それとも参加するのか;真理の番人としての科学;科学の分裂;人間以外のものに関する科学;人間に関する科学;科学の自己誘惑;結語);2 テオドール・リット教授の「原子力と倫理」講演をめぐる討論(討論の流れ)
著者プロフィール
リット,テオドール(リット,テオドール)
1880‐1962。ドイツの哲学者、教育学者。ライプツィヒ大学教授、学長(1931‐32)を歴任するもナチズムに抵抗し辞職。戦後の1945年請われて復職するが占領下の旧ソヴィエト体制と軋轢を生む。1947年、旧西ドイツ・ボン大学からの招請をうけ教授に復帰。1954年、連邦政府学術功労賞叙勲、1955年、大統領星十字大功労賞授与
リット,テオドール(リット,テオドール)
1880‐1962。ドイツの哲学者、教育学者。ライプツィヒ大学教授、学長(1931‐32)を歴任するもナチズムに抵抗し辞職。戦後の1945年請われて復職するが占領下の旧ソヴィエト体制と軋轢を生む。1947年、旧西ドイツ・ボン大学からの招請をうけ教授に復帰。1954年、連邦政府学術功労賞叙勲、1955年、大統領星十字大功労賞授与

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