トランプ大統領就任の裏に巣食うアメリカの深い闇を知れ！多くの白人が「５０年代は良かった」と口にする。それはノスタルジーでもあるが、そこには白人が絶対的な力を持っていたアメリカがあった。常に未来は輝き、白人社会は豊かな生活を享受していた。ところが今や白人は、マイノリティへと向かっている。この国を創ったのは我々だという誇りが彼らにはある。その誇りと屈折した心理が反リベラルへの道を選択し始めた。だが、トランプは日本の味方かも…。
もくじ情報：第１章　トランプ大統領誕生は日本の希望；第２章　誰がトランプ大統領を支持したのか；第３章　ポリティカル・コレクトネス；第４章　人種間戦争；第５章　アメリカを動かすキリスト教原理主義；第６章　アメリカを支配するのは誰か

シュラー，マックス・フォン(シュラー，マックスフォン)
牧師。歴史研究家。１９５６年２月２２日生まれ。父はドイツ系、母はスウェーデン系のアメリカ人。１９７４年岩国基地に米軍海兵隊員として来日。その後、日本、韓国で活動。退役後、国際基督教大学で政治学を学ぶ。役者、コメンテーターとしても日本で活動。「日出処から」代表講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）