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出版社名:京都大学学術出版会
出版年月:2017年3月
ISBN:978-4-8140-0076-0
258P 22cm
〈犠牲者〉のポリティクス 済州4・3/沖縄/台湾2・28歴史清算をめぐる苦悩/プリミエ・コレクション 78
高誠晩/著
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内容紹介・もくじなど
済州島4・3事件―3万人もの島民が軍や右翼に虐殺され、反共体制下の韓国で語ることもタブーとされた事件に、ようやく国家が謝罪し、真相究明と補償がなされた。しかしそこで生じたのは、誰を慰霊するかを巡る新しい差別であった。沖縄戦や台湾での事件にも触れながら、国家による大量死の「犠牲者」が国家によって認定されるポリティクスに迫る。
もくじ情報:「移行期正義」と「大量死」の意味づけ;第1部 済州4・3事件(死者から「犠牲者」へ;記念施設をめぐる記憶のポリティクス;公的領域における「大量死」の意味づけ;家系記録から読み直す虐殺以後);第2部 沖縄戦と台湾2・28事件(沖縄戦の「戦後処理」と「戦死者の戦没者…(続く
済州島4・3事件―3万人もの島民が軍や右翼に虐殺され、反共体制下の韓国で語ることもタブーとされた事件に、ようやく国家が謝罪し、真相究明と補償がなされた。しかしそこで生じたのは、誰を慰霊するかを巡る新しい差別であった。沖縄戦や台湾での事件にも触れながら、国家による大量死の「犠牲者」が国家によって認定されるポリティクスに迫る。
もくじ情報:「移行期正義」と「大量死」の意味づけ;第1部 済州4・3事件(死者から「犠牲者」へ;記念施設をめぐる記憶のポリティクス;公的領域における「大量死」の意味づけ;家系記録から読み直す虐殺以後);第2部 沖縄戦と台湾2・28事件(沖縄戦の「戦後処理」と「戦死者の戦没者化」;台湾2・28事件を書き残す営み);過去克服への取り組みとローカル・リアリティ
著者プロフィール
高 誠晩(コ ソンマン)
立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。1979年済州島生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学、博士(文学)。済州4・3研究所、大阪市立大学人権問題研究センター、立命館大学生存学研究センター等を経て、現職。専攻は歴史社会学、文化人類学、東アジア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
高 誠晩(コ ソンマン)
立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。1979年済州島生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学、博士(文学)。済州4・3研究所、大阪市立大学人権問題研究センター、立命館大学生存学研究センター等を経て、現職。専攻は歴史社会学、文化人類学、東アジア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)