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出版社名:白水社
出版年月:2017年6月
ISBN:978-4-560-51013-1
171,10P 18cm
うつ病 回復に向けた対話/文庫クセジュ 1013
パスカル=アンリ・ケレール/著 阿部又一郎/訳 渡邊拓也/訳
組合員価格 税込 1,254
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「世紀のこころの病(やま)い」 世界的にいまだ増えつづけるうつ病。WHOは、うつ病が2030年までに三大疾病のひとつとなると予測している。本書では、メランコリーやアケディアといった古代ギリシア・中世ヨーロッパの古典的概念から近代社会へ、そして現代精神医学のバイブルとなった米国DSMマニュアルへと向かう変遷について概説する。著者は、フランスのみならず、英米圏のうつ病に関する最近の知見や議論についても紹介し、この「世紀の災厄mal du siecle」について、経験豊富な心理臨床家の立場から考察する。今日ではコモンディジーズ(一般的な病気)となり、現代人がかかえるこの苦悩に向けた、その先の治癒や回…(続く
「世紀のこころの病(やま)い」 世界的にいまだ増えつづけるうつ病。WHOは、うつ病が2030年までに三大疾病のひとつとなると予測している。本書では、メランコリーやアケディアといった古代ギリシア・中世ヨーロッパの古典的概念から近代社会へ、そして現代精神医学のバイブルとなった米国DSMマニュアルへと向かう変遷について概説する。著者は、フランスのみならず、英米圏のうつ病に関する最近の知見や議論についても紹介し、この「世紀の災厄mal du siecle」について、経験豊富な心理臨床家の立場から考察する。今日ではコモンディジーズ(一般的な病気)となり、現代人がかかえるこの苦悩に向けた、その先の治癒や回復を目指すための手がかりとは。うつ病に悩まされているすべての人へ、フランスの心理臨床家からの公開書簡。
内容紹介・もくじなど
本書はメランコリーやアケディアといった古典的概念から近代社会へ、そして現代精神医学のバイブルとなった米国DSMマニュアルへと向かう変遷について概説。フランスのみならず、英米圏での最近の知見や議論についても紹介し、この「世紀の災厄mal du si`ecle」について、経験豊富な心理臨床家の立場から考察。現代人が抱えるこの苦悩の、その先の治癒や回復を目指すための手がかりとは。
もくじ情報:第1章 メランコリーからうつ病へ(抑うつの不変の苦痛;メランコリーと診断;うつ病診断のパラドックス;うつ病の評価尺度);第2章 うつ病を説明する(原初の身体論的説明;現代の身体論的説明;うつ病の文化的形象;現在…(続く
本書はメランコリーやアケディアといった古典的概念から近代社会へ、そして現代精神医学のバイブルとなった米国DSMマニュアルへと向かう変遷について概説。フランスのみならず、英米圏での最近の知見や議論についても紹介し、この「世紀の災厄mal du si`ecle」について、経験豊富な心理臨床家の立場から考察。現代人が抱えるこの苦悩の、その先の治癒や回復を目指すための手がかりとは。
もくじ情報:第1章 メランコリーからうつ病へ(抑うつの不変の苦痛;メランコリーと診断;うつ病診断のパラドックス;うつ病の評価尺度);第2章 うつ病を説明する(原初の身体論的説明;現代の身体論的説明;うつ病の文化的形象;現在の科学的モデル);第3章 うつ病とその治療的展望(身体的治療;心理的アプローチ;うつ病からの回復);第4章 精神分析モデル(うつ病のメタ心理学;抑うつの原因;うつ病患者(主体)の倫理);第5章 うつ病の未来、うつ病者の将来(うつ病とその未来;うつ病者とその将来;うつ病をめぐる論議)
著者プロフィール
ケレール,パスカル=アンリ(ケレール,パスカルアンリ)
臨床心理士、パリ精神分析協会(SPP)に所属する精神分析家。1994年に心理学博士号を取得。2002年には、ローラン・ゴリ、ピエール・フェディダらの推挙により研究指導資格を取得。2005年からポワチエ大学臨床精神病理学科の教授に任命、現在名誉教授。フランス南西部都市ボルドーやポワチエを中心に、臨床実践のみならず教育や啓発活動を続けている
ケレール,パスカル=アンリ(ケレール,パスカルアンリ)
臨床心理士、パリ精神分析協会(SPP)に所属する精神分析家。1994年に心理学博士号を取得。2002年には、ローラン・ゴリ、ピエール・フェディダらの推挙により研究指導資格を取得。2005年からポワチエ大学臨床精神病理学科の教授に任命、現在名誉教授。フランス南西部都市ボルドーやポワチエを中心に、臨床実践のみならず教育や啓発活動を続けている