◆本書は、レーザー加工技術研究の第一人者が、特にナノ秒、ピコ秒、フェムト秒などの短パルスレーザーによる微細加工を産業応用の観点から体系化。　　◆加工の仕組みと応用事例を詳解するため、新たな応用への模索の指針となります。　　◆学部学生や大学院生から、製造業に携わる生産技術者や加工研究者まで、レーザー微細加工に携わるすべての研究者へ向けた実用的専門書です。　　　＜本書のポイント＞　◆唯一！レーザーによるマイクロ・微細加工の専門書は皆無。　　◆網羅！一冊でレーザー微細加工の実際と、将来展望がわかる。　　◆開示！各種レーザーによる詳細な加工条件を初めて開示。　　◆お墨付き！日本を代表するレーザー関連企業の全面協力。　　　＜目次＞　◆第１章　レーザによる微細加工　　◆第２章　微細加工用レーザ　　◆第３章　微細加工の基礎現象　　◆第４章　代表的レーザ微細加工　　◆第５章　精密微細加工の実際　　◆第６章　マイクロ微細加工の実際　　◆第７章　レーザ微細加工の現状と将来像　　◆第８章　短パルスレーザ類の安全

近年、工業製品の多くは小型化され、性能を維持した上でコンパクト化することが究極の目標とされる一方、製品の軽薄短小の模索は最摘素材の選定から微細な工法にまで及び、力学的な負荷は変形をもたらすことから、無接触工法のレーザー加工が大注目されている。本書は、特にナノ秒、ピコ秒、フェムト秒などの短パルスレーザーによる微細加工を産業応用の観点から、長年にわたり基礎現象と応用研究の立証実験を蓄積し、加工学の立場で微細加工を理論的に体系化したレーザー加工技術研究の第一人者による待望された書。
もくじ情報：第１章　レーザーによる微細加工；第２章　微細加工用レーザー；第３章　微細加工の基礎事項；第４章　代表的な微細レーザー加工；第５章　精密微細レーザー加工の実際；第６章　マイクロ微細レーザー加工の実際；第７章　短パルス微細レーザー加工の現状；第８章　微細加工用単パルスレーザーの安全

新井　武二(アライ　タケジ)
中央大学研究開発機構教授。１９４５年生まれ。東京教育大学（現筑波大学）大学院修士課程修了、中央大学大学院博士課程（単位修得）満了。同理工学部専任講師、ファナック基礎技術研究所主任研究員、アマダレーザー応用技術研究所長を経て現職。その間、電子技術総合研究所（流動研究員）、産業技術総合研究所（客員研究員）を歴任。長年レーザ協会会長を務め、２０１８年現在、同協会顧問。工学博士、農学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）