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出版社名:水声社
出版年月:2018年1月
ISBN:978-4-8010-0323-1
340P 22cm
21世紀のソシュール
松澤和宏/編 松澤和宏/〔ほか〕執筆
組合員価格 税込 5,225
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内容紹介・もくじなど
ラング/パロール、シニフィアン/シニフィエ、“言語論的転回”…フランス現代思想の潮流とともに喧伝された「ソシュールの思想」とは、膨大な草稿を残した言語学者の企図にかなっていたのだろうか。言語によって世界を整理区分するのではなく、むしろどこまでも曖昧になってしまうことに遅疑逡巡するソシュールが浮かび上がってくる。
もくじ情報:ソシュール、『一般言語学講義』、一般言語学講義(ダニエル・ガンバララ);ソシュールと『一般言語学講義』について(加賀野井秀一);言語の性質をめぐるソシュールの逡巡(ルイ・ド・ソシュール);ソシュール的恣意性の深淵とラングの言語学(松澤和宏);ソシュールの一句をめぐって―“一…(続く
ラング/パロール、シニフィアン/シニフィエ、“言語論的転回”…フランス現代思想の潮流とともに喧伝された「ソシュールの思想」とは、膨大な草稿を残した言語学者の企図にかなっていたのだろうか。言語によって世界を整理区分するのではなく、むしろどこまでも曖昧になってしまうことに遅疑逡巡するソシュールが浮かび上がってくる。
もくじ情報:ソシュール、『一般言語学講義』、一般言語学講義(ダニエル・ガンバララ);ソシュールと『一般言語学講義』について(加賀野井秀一);言語の性質をめぐるソシュールの逡巡(ルイ・ド・ソシュール);ソシュール的恣意性の深淵とラングの言語学(松澤和宏);ソシュールの一句をめぐって―“一般言語学”と『一般言語学講義』の問題(野村英夫);記号と概念―現象学的認知主義からのソシュールの『一般言語学講義』の考察(宮原勇);ソシュールと比較言語学(吉田和彦);ソシュールの伝説・神話研究(金澤忠信);アウグスティヌスとソシュール―言語記号の源泉と樹立(須藤英幸);“arbitraire”は「恣意的」か:予備的考察(小野文);ソシュールからパンヴェニストへ―ラングとエクリチュール(イレーヌ・フノリオ);認知文法からみたソシュール―「記号体系としての言語」の系譜(野村益寛);意味と意義―ソシュールと現代哲学(中田光雄);差延、あるいは差異の亡霊―ジャック・デリダによるソシュール再論(宮崎裕助);20世紀日本語研究と記号の恣意性(釘貫亨);ソシュールと国語学―主観性概念の系譜と可能性をめぐって(阿部宏)
著者プロフィール
松澤 和宏(マツザワ カズヒロ)
1953年生まれ。パリ第8大学博士課程修了。名古屋大学大学院教授。専攻、近代フランス文学、言語思想史、生成批評(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
松澤 和宏(マツザワ カズヒロ)
1953年生まれ。パリ第8大学博士課程修了。名古屋大学大学院教授。専攻、近代フランス文学、言語思想史、生成批評(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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