現場に要請され、問題解決に資する社会実践として、アクションリサーチはどうあるべきか。三つのキーワード―「共同当事者」「時間」「データ」―を軸に、洗練・発展・深化するアクションリサーチのロジックと実践を一望。
もくじ情報：第１部　共同当事者（アクションリサーチとリサーチ・イン・アクション；「個別避難訓練タイムトライアル」；アクションリサーチとしての「アイヒマン実験」）；第２部　時間（アクションリサーチの“時間”；“Ｄａｙｓ‐Ｂｅｆｏｒｅ”―「もう」を「まだ」として；“Ｄａｙｓ‐Ａｆｔｅｒ”―「まだ」を「もう」として）；第３部　データ（データ・イン・アクション―実証を超えて；量的データの質的分析；河田惠昭教授の災害リスク・コミュニケーション）

矢守　克也(ヤモリ　カツヤ)
１９６３年生まれ。大阪大学大学院博士課程単位取得退学。博士（人間科学）。ヨハネス・ケプラー大学客員教授、ウィーン環境大学客員研究員などを経て、京都大学防災研究所教授・情報学研究科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）