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出版社名:みすず書房
出版年月:2018年7月
ISBN:978-4-622-08738-0
228P 20cm
環状島=トラウマの地政学 新装版
宮地尚子/著
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内容紹介・もくじなど
著者は「環状島」をモデルに、加害者も含め、トラウマをめぐる関係者のポジショナリティとその力動を体系的に描いた。“内海”“外海”“斜面”“尾根”“水位”“風”などの用語を駆使しながら、トラウマをめぐる全体像とあるべき方向性をしめした初めての試みである。クライアントと日々を共にする医師であり、マイノリティ問題にかかわる研究者である著者自身に必至の課題であった。トラウマに関与するすべての人にとって、本書は実践と倫理のための道標になるだろう。
もくじ情報:1 トラウマについて語ること―環状島というモデル;2 “内海”に沈む被害者たち;3 環状島の生成過程―セクシュアル・ハラスメント裁判から1;4 複数…(続く
著者は「環状島」をモデルに、加害者も含め、トラウマをめぐる関係者のポジショナリティとその力動を体系的に描いた。“内海”“外海”“斜面”“尾根”“水位”“風”などの用語を駆使しながら、トラウマをめぐる全体像とあるべき方向性をしめした初めての試みである。クライアントと日々を共にする医師であり、マイノリティ問題にかかわる研究者である著者自身に必至の課題であった。トラウマに関与するすべての人にとって、本書は実践と倫理のための道標になるだろう。
もくじ情報:1 トラウマについて語ること―環状島というモデル;2 “内海”に沈む被害者たち;3 環状島の生成過程―セクシュアル・ハラスメント裁判から1;4 複数の環状島―セクシュアル・ハラスメント裁判から2;5 複数のイシュー化と複合的アイデンティティ;6 脱アイデンティティとアイデンティフィケーション;7 ポジショナリティの問いかけ;8 加害者はどこにいるのか;9 研究者の位置と当事者研究;10 環状島と知の役割
著者プロフィール
宮地 尚子(ミヤジ ナオコ)
一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻・教授。精神科医師。医学博士。1986年京都府立医科大学卒業。1993年同大学院修了。1989年から1992年、ハーバード大学医学部社会医学教室および法学部人権講座に客員研究員として留学。1993年より近畿大学医学部衛生学教室勤務を経て、2001年より現職。専門は文化精神医学、医療人類学、ジェンダーとセクシュアリティ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
宮地 尚子(ミヤジ ナオコ)
一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻・教授。精神科医師。医学博士。1986年京都府立医科大学卒業。1993年同大学院修了。1989年から1992年、ハーバード大学医学部社会医学教室および法学部人権講座に客員研究員として留学。1993年より近畿大学医学部衛生学教室勤務を経て、2001年より現職。専門は文化精神医学、医療人類学、ジェンダーとセクシュアリティ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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