ようこそ!
出版社名:朝日新聞出版
出版年月:2018年8月
ISBN:978-4-02-263075-9
195P 19cm
阿修羅像のひみつ 興福寺中金堂落慶記念/朝日選書 975
興福寺/監修 多川俊映/著 今津節生/著 楠井隆志/著 山崎隆之/著 矢野健一郎/著 杉山淳司/著 小滝ちひろ/著
組合員価格 税込 1,777
(通常価格 税込 1,870円)
割引率 5%
在庫あり
生協宅配にてお届け
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
天平の至宝、興福寺阿修羅像等は2009年に九州国立博物館でX線CTスキャナで撮影された。3面の下に別な顔があった、正面で合掌していたなど、驚くべき発見があった。9年に及ぶ画像解析の成果を所蔵者、保存科学、美術史、彫刻家、木材学の専門家が明かす。
天平の至宝、興福寺阿修羅像等は2009年に九州国立博物館でX線CTスキャナで撮影された。3面の下に別な顔があった、正面で合掌していたなど、驚くべき発見があった。9年に及ぶ画像解析の成果を所蔵者、保存科学、美術史、彫刻家、木材学の専門家が明かす。
内容紹介・もくじなど
2009年開催の国宝阿修羅展は、延べ190万人を超える観覧者を集めた。その巡回展のはざまに、阿修羅像をはじめ9体の仏像を文化財用大型X線CTスキャナで撮影、健康診断が行われた。結果、内部は虫食いもなく、造立当初のまま、「健康」に保たれてきたことがわかった。計測から9年、ようやく膨大な撮影画像データの解析結果が明らかとなってきた。脱活乾漆技法とは何だったのか、合掌手の位置は心木復元でわかったのか、心木に使われた材木の特定など、興福寺、保存科学の専門家、美術史家、仏師、木材研究者ら8人がそれぞれの立場で解説。文化財の未来を見据える。
もくじ情報:1章 X線CTスキャナによる阿修羅像の調査;2章 X…(続く
2009年開催の国宝阿修羅展は、延べ190万人を超える観覧者を集めた。その巡回展のはざまに、阿修羅像をはじめ9体の仏像を文化財用大型X線CTスキャナで撮影、健康診断が行われた。結果、内部は虫食いもなく、造立当初のまま、「健康」に保たれてきたことがわかった。計測から9年、ようやく膨大な撮影画像データの解析結果が明らかとなってきた。脱活乾漆技法とは何だったのか、合掌手の位置は心木復元でわかったのか、心木に使われた材木の特定など、興福寺、保存科学の専門家、美術史家、仏師、木材研究者ら8人がそれぞれの立場で解説。文化財の未来を見据える。
もくじ情報:1章 X線CTスキャナによる阿修羅像の調査;2章 X線CT調査でわかったこと(X線CTスキャナが見通した天平の超絶技巧;本格化する文化財のCT調査);3章 阿修羅像に隠された三つの顔 懺悔と帰依の造形;4章 阿修羅は合掌していた;5章 人工知能を使って心木の樹種特定に迫る

同じ著者名で検索した本