『天才バカボン』『ひみつのアッコちゃん』などのヒットで知られる漫画家・赤塚不二夫。２００８年に亡くなった後も『おそ松さん』『深夜！天才バカボン』といったスピンオフアニメがヒットし続け、現在、そして未来にも影響を与え続けています。その赤塚が生前描いた『たまねぎたまちゃん』は小学校低学年に向け「野菜をたくさん食べて元気に飛び回ってほしい」として制作されたもの。数多くの赤塚作品のなかでも特に意欲作として名高い物語です。本書はその『たまねぎたまちゃん』のリメイク絵本でイラストレーター、声優、ミュージシャンと幅広い分野で活躍するエナポゥと、赤塚の作画チーム・フジオプロが制作しました。野菜がちょっと苦手だなぁ、お肉のほうがいいなぁという子にこそ読んで欲しいお話です。