本書は、ユーザーによるイノベーションがもたらす市場支配が、従来から市場で競争優位を確保してきた企業にもたらす影響について考察し、次の時代を生き抜くために求められる戦略的なイノベーション・マネジメントについて探求した、企業家・研究者・学生たちの必読書である。
もくじ情報：第１章　ユーザーを取り巻く経営環境の変化；第２章　イノベーションの創出；第３章　ユーザー・イノベーションの創出過程；第４章　イノベーションの普及；第５章　ユーザー主導によるイノベーション普及；第６章　競争関係の変質とイノベーション；第７章　イノベーション・マネジメントへの戦略的取り組み；第８章　ユーザー支配時代の戦略的イノベーション・マネジメント；第９章　さらなるイノベーションの主体の転換に向けて

田中　克昌(タナカ　カツマサ)
日本経済大学経営学部経営学科及び同大学院経営学研究科専任講師。東洋大学大学院経営学研究科ビジネス・会計ファイナンス専攻博士後期課程修了。博士（経営学）。大手電機メーカーの経営企画職・管理職として勤務、並行して、東洋大学大学院において修士（経営学）及び博士（経営学）の学位を取得し、２０１８年４月より現職。中小企業診断士。日本マネジメント学会幹事。専門は、経営戦略論、イノベーション論、中小企業経営論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）