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出版社名:岩波書店
出版年月:2019年4月
ISBN:978-4-00-001826-5
256P 19cm
農学と戦争 知られざる満洲報国農場
足達太郎/著 小塩海平/著 藤原辰史/著
組合員価格 税込 2,613
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戦争末期に遂行された国策、満洲報国農場。その実態に迫り、学問が棄民に加担した事実を問う。
戦争末期に遂行された国策、満洲報国農場。その実態に迫り、学問が棄民に加担した事実を問う。
内容紹介・もくじなど
戦争末期の一九四三年から遂行された国策、満洲報国農場。終戦時には七〇近くもの農場が存在したが、その実態は長く顧みられずにきた。農林省の役人や農学者たちが牽引したこの国策により、東京農業大学の実習生や多くの若者たちが辛酸を嘗め、死へと追いこまれた。命を支える農業を研究する農学が、そして学生を育むべき大学が、棄民に加担した事実に迫る。
もくじ情報:序 満洲の「忘れ草」―農業、学問、戦争のあいだ;第1章 東京農大満洲農場の記憶―国家は学生を盾にし、大学はかれらを見すてた;第2章 国策と学問が手を結ぶとき―大学はなぜ「報国農場」を推進したのか;第3章 満洲移民はいかにして農学の課題となったのか―橋本傳…(続く
戦争末期の一九四三年から遂行された国策、満洲報国農場。終戦時には七〇近くもの農場が存在したが、その実態は長く顧みられずにきた。農林省の役人や農学者たちが牽引したこの国策により、東京農業大学の実習生や多くの若者たちが辛酸を嘗め、死へと追いこまれた。命を支える農業を研究する農学が、そして学生を育むべき大学が、棄民に加担した事実に迫る。
もくじ情報:序 満洲の「忘れ草」―農業、学問、戦争のあいだ;第1章 東京農大満洲農場の記憶―国家は学生を盾にし、大学はかれらを見すてた;第2章 国策と学問が手を結ぶとき―大学はなぜ「報国農場」を推進したのか;第3章 満洲移民はいかにして農学の課題となったのか―橋本傳左衛門の理論と思想から考える;第4章 「食糧戦争」の虚像と実像―満洲報国農場の系譜と戦後処理;補章 満洲報国農場とは何だったのか―限られた資料から空白をたどる
著者プロフィール
足達 太郎(アダチ タロウ)
1963年、奈良県奈良市生まれ。東北大学農学部卒業、東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。東京農業大学国際食料情報学部国際農業開発学科教授。専門は応用昆虫学。昆虫をふくむ野生動物と人間の軋轢と共存に関心がある
足達 太郎(アダチ タロウ)
1963年、奈良県奈良市生まれ。東北大学農学部卒業、東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。東京農業大学国際食料情報学部国際農業開発学科教授。専門は応用昆虫学。昆虫をふくむ野生動物と人間の軋轢と共存に関心がある