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出版社名:集英社
出版年月:2020年3月
ISBN:978-4-08-721114-6
334P 18cm
「井上ひさし」を読む 人生を肯定するまなざし/集英社新書 1014
今村忠純/〔ほか述〕 小森陽一/編著 成田龍一/編著
組合員価格 税込 1,024
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:戦後日本社会の抱えてきた問題、実に大きい問題が、たとえば天皇の戦争責任が問いかけられている――大江健三郎

東日本大震災で私たち劇作家が何より痛感したのは、井上ひさしさんの不在なんです――平田オリザ

井上ひさしが生きていたら、その目には、この日本の状況がどう映っていただろう。――没後10年。いまこそ読み直したい、井上ひさしの文学。

大人気テレビ番組「ひょっこりひょうたん島」の脚本をはじめ、岸田國士戯曲賞を受賞した『道元の冒険』、直木賞受賞作となった『手鎖心中』、さらには日本SF大賞や読売文学賞に輝いたベストセラー小説『吉里吉里人』など、多彩な活躍を見せた作家・井上ひさし。本書は、…(続く
内容紹介:戦後日本社会の抱えてきた問題、実に大きい問題が、たとえば天皇の戦争責任が問いかけられている――大江健三郎

東日本大震災で私たち劇作家が何より痛感したのは、井上ひさしさんの不在なんです――平田オリザ

井上ひさしが生きていたら、その目には、この日本の状況がどう映っていただろう。――没後10年。いまこそ読み直したい、井上ひさしの文学。

大人気テレビ番組「ひょっこりひょうたん島」の脚本をはじめ、岸田國士戯曲賞を受賞した『道元の冒険』、直木賞受賞作となった『手鎖心中』、さらには日本SF大賞や読売文学賞に輝いたベストセラー小説『吉里吉里人』など、多彩な活躍を見せた作家・井上ひさし。本書は、井上に共鳴する人々が、生前の交流を明かしながら、その作品を論じる初の論考集。井上に刺激を受けながら創作活動を行ってきたと明かす作家・大江健三郎をはじめ、国内外から評価の高い劇作家・平田オリザなど、錚々たる創作者がそのメッセージを読み解く。
もくじ情報:第1章 言葉に託された歴史感覚(今村忠純、島村輝);第2章 “夢三部作”から読みとく戦後の日本(大江健三郎);第3章 自伝的作品とその時代(辻井喬);第4章 評伝劇の可能性(永井愛);第5章 「日本語」で書くということ(平田オリザ);特別付録 座談会「二一世紀の多喜二さんへ」―『組曲虐殺』と『小林多喜二』、井上ひさし最後の座談会 井上ひさし ノーマ・フィールド
著者プロフィール
小森 陽一(コモリ ヨウイチ)
1953年東京都生まれ。明治学院大学客員教授。東京大学名誉教授。専門は日本近代文学。著書多数
小森 陽一(コモリ ヨウイチ)
1953年東京都生まれ。明治学院大学客員教授。東京大学名誉教授。専門は日本近代文学。著書多数