ようこそ!
出版社名:筑摩書房
出版年月:2020年12月
ISBN:978-4-480-51025-9
278P 15cm
インド文化入門/ちくま学芸文庫 カ51-1
辛島昇/著
組合員価格 税込 1,254
(通常価格 税込 1,320円)
割引率 5%
在庫あり
生協宅配にてお届け
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
内容紹介・もくじなど
遠くインダス文明にまでさかのぼり、異文化が交錯する要衝の地として繁栄してきたインド。そのため現在も多様な民族、言語、宗教が混在する。また古来よりカースト制が敷かれてきたことから、社会階層も多様に存在している。しかし、どの地方、どの民族のカレーを食べてもカレーとしてのカテゴリーに収まっているように、インド文化圏は多様な中にも統一性が保たれている。それはいったいなぜなのだろうか?映画、新聞広告、絵画、物語、遺跡、陶磁器、食べものといった身近なテーマを切り口に、インドの文化と歴史を丸ごと理解する、世界的権威によるまたとない入門書。
もくじ情報:「ラーマーヤナ」をめぐって―多様な物語の発展と歴史的意味…(続く
遠くインダス文明にまでさかのぼり、異文化が交錯する要衝の地として繁栄してきたインド。そのため現在も多様な民族、言語、宗教が混在する。また古来よりカースト制が敷かれてきたことから、社会階層も多様に存在している。しかし、どの地方、どの民族のカレーを食べてもカレーとしてのカテゴリーに収まっているように、インド文化圏は多様な中にも統一性が保たれている。それはいったいなぜなのだろうか?映画、新聞広告、絵画、物語、遺跡、陶磁器、食べものといった身近なテーマを切り口に、インドの文化と歴史を丸ごと理解する、世界的権威によるまたとない入門書。
もくじ情報:「ラーマーヤナ」をめぐって―多様な物語の発展と歴史的意味;言語・民族問題―ドラヴィダ運動を中心に;カーストとは何か―その発生と行方;新聞の求婚広告―バラモン社会の変動;インダス文字の謎―コンピューターによる解読;石造ヒンドゥー寺院壁の刻文―王朝史・社会史を解く;菩提樹の陰にて―インドとスリランカの仏教;デリー・スルタン朝の遺跡―ムスリム政権とインド社会;海のシルクロードとインド―胡椒・陶磁器・馬;カレー文化論―南アジアの統一性;ベンガル派の絵画と日本―タゴール・岡倉天心の交わり;映画に見るインド社会―映画と政治の関わり;ティプ・スルタンの理想―イギリスとの闘い;インドのフェミニズム―ヒンドゥー教における女性蔑視と女神崇拝;マハトマ・ガンディーの試み―糸車をまわす
著者プロフィール
辛島 昇(カラシマ ノボル)
1933‐2015年。東京大学名誉教授、大正大学名誉教授。専門は南アジア史。タミル語刻文研究の世界的権威であり、カレー博士としても知られる。History and Society in South india(Oxford University Press)により日本学士院賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
辛島 昇(カラシマ ノボル)
1933‐2015年。東京大学名誉教授、大正大学名誉教授。専門は南アジア史。タミル語刻文研究の世界的権威であり、カレー博士としても知られる。History and Society in South india(Oxford University Press)により日本学士院賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)