内容紹介：大阪へ来た人、大阪を出た人？―かつていた場所と今いる場所が「私」を通して交差する。街と人の呼吸を活写した初共著エッセイ。
大阪に来た人、大阪を出た人。『街の人生』『百年と一日』の著者たちによる街と時間の呼吸を活写した、初の共著エッセイ。
もくじ情報：地元を想像する（岸政彦）；港へたどり着いた人たちの街で（柴崎友香）；淀川の自由（岸政彦）；商店街育ち（柴崎友香）；再開発とガールズバー（岸政彦）；環状線はオレンジ、バスは緑、それから自転車（柴崎友香）；あそこらへん、あれやろ（岸政彦）；大阪の友だち（柴崎友香）；１９９５（岸政彦）；大阪と大阪、東京とそれ以外（柴崎友香）；散歩は終わらない（岸政彦）；わたしがいた街で（柴崎友香）

岸　政彦(キシ　マサヒコ)
１９６７年生まれ。社会学者、立命館大学大学院教授。著書に『断片的なものの社会学』（紀伊國屋じんぶん大賞２０１６受賞作）など