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出版社名:勁草書房
出版年月:2021年5月
ISBN:978-4-326-10295-2
292P 21cm
間違った医療 医学的無益性とは何か
ローレンス・J・シュナイダーマン/著 ナンシー・S・ジェッカー/著 林令奈/監訳 赤林朗/監訳
組合員価格 税込 3,344
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:その治療は、本当に患者のためになっているのだろうか? 医療のゴールという観点から、医学的無益性という概念を徹底的に問い直す。医学的無益性とは、医学的に見て患者に対して回復という利益をもたらすことができない試みのことを指す、医療倫理学の重要な概念である。本書ではよく混同されがちな資源配分の問題との違いを明確に論じ、高度に発展した現代医学のもとにあって医療が本来目指すべきゴールとは何かという観点から、あるべき議論の方向性を示す。
その治療は、本当に患者のためになっているのだろうか?患者に対して回復という利益をもたらすことのない試みを指す、「医学的無益性」。医療倫理におけるこの重要な概念を…(続く
内容紹介:その治療は、本当に患者のためになっているのだろうか? 医療のゴールという観点から、医学的無益性という概念を徹底的に問い直す。医学的無益性とは、医学的に見て患者に対して回復という利益をもたらすことができない試みのことを指す、医療倫理学の重要な概念である。本書ではよく混同されがちな資源配分の問題との違いを明確に論じ、高度に発展した現代医学のもとにあって医療が本来目指すべきゴールとは何かという観点から、あるべき議論の方向性を示す。
その治療は、本当に患者のためになっているのだろうか?患者に対して回復という利益をもたらすことのない試みを指す、「医学的無益性」。医療倫理におけるこの重要な概念を、医療が本来目指すべきゴールとは何かという観点から論じる。
もくじ情報:これは医師がなすべきことになっているのか?;Noと言うことが難しい理由;Noと言わなければならない理由;「できることをすべてやってほしい!」と言う家族;無益性と資源配分;訴訟にあふれた社会における医学的無益性;医学的無益性の倫理的な含意;現状とあるべき姿―患者の皆さんへ;現状とあるべき姿―医療従事者の方々へ;肝心な点―医学的無益性;医学的無益性―私たちはいまどこにいるのか?
著者プロフィール
シュナイダーマン,ローレンス・J.(シュナイダーマン,ローレンスJ.)
1932年生まれ。カリフォルニア大学サンディエゴ校医学部名誉教授。ハーバード大学医学部で医学博士(M.D.)を取得。カリフォルニア大学サンディエゴ校医学部で家庭医学・予防医学の教鞭をとりながら、同医療センター倫理委員会の創設共同委員長を務める。医療倫理の権威として広く認知されており、170以上の医学・科学論文を発表している。小説家、劇作家としても活躍。2018年歿
シュナイダーマン,ローレンス・J.(シュナイダーマン,ローレンスJ.)
1932年生まれ。カリフォルニア大学サンディエゴ校医学部名誉教授。ハーバード大学医学部で医学博士(M.D.)を取得。カリフォルニア大学サンディエゴ校医学部で家庭医学・予防医学の教鞭をとりながら、同医療センター倫理委員会の創設共同委員長を務める。医療倫理の権威として広く認知されており、170以上の医学・科学論文を発表している。小説家、劇作家としても活躍。2018年歿