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出版社名:月曜社
出版年月:2021年6月
ISBN:978-4-86503-110-2
191P 22cm
数理哲学論集 イデア・実在・弁証法/シリーズ・古典転生 23
アルベール・ロトマン/著 近藤和敬/訳・解説 中村大介/訳・解説 原田雅樹/訳・解説 米虫正巳/訳・解説
組合員価格 税込 4,703
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内容紹介・もくじなど
若くしてナチスの銃弾に倒れたロトマン(1908‐1944)は、カヴァイエス(1903‐1944)と同様に、戦後のフランスにおける独創的な数理哲学の豊かな源泉であり続けてきた。博士副論文『数理諸科学の現代的展開における統一性について』(1937年)、『数学の弁証法的構造について:新たな探求』(1939年)、および死後に刊行された遺稿「数学と物理学における対称性と破れた対称性」「時間の問題」(1946年)を収録し、ドゥルーズやバディウにも多大なる影響を与えてきた主要論考を集成する。
もくじ情報:翻訳(数理諸科学の現代的展開における統一性について;数学の弁証法的構造について―新たな探究の試み;数学と…(続く
若くしてナチスの銃弾に倒れたロトマン(1908‐1944)は、カヴァイエス(1903‐1944)と同様に、戦後のフランスにおける独創的な数理哲学の豊かな源泉であり続けてきた。博士副論文『数理諸科学の現代的展開における統一性について』(1937年)、『数学の弁証法的構造について:新たな探求』(1939年)、および死後に刊行された遺稿「数学と物理学における対称性と破れた対称性」「時間の問題」(1946年)を収録し、ドゥルーズやバディウにも多大なる影響を与えてきた主要論考を集成する。
もくじ情報:翻訳(数理諸科学の現代的展開における統一性について;数学の弁証法的構造について―新たな探究の試み;数学と物理学における対称性と破れた対称性;時間の問題);解説(現代フランス哲学の先駆者アルベール・ロトマン;ロトマンの数理哲学におけるプラトニスム―イデアとディアレクティック;ロトマンの数理物理学の理解と20世紀初頭のフランス哲学史;ロトマンの数理物理学の哲学と現代の素粒子の標準模型)
著者プロフィール
ロトマン,アルベール(ロトマン,アルベール)
1908年2月8日パリ生まれ。1926年高等師範学校入学、1930年アグレガシオン合格。1931年9月から2年間訪日し、大阪で教鞭を執る。フランス帰国後は各地のリセで教えつつ数理哲学の研究を進め、1937年博士号を取得。第二次大戦で対独戦争に参加し、動員解除後はトゥールーズなどで対独レジスタンス活動に身を投じる。1944年5月ドイツ警察に逮捕、同年8月1日ジロンド県スージュ収容所で銃殺された(享年36)
ロトマン,アルベール(ロトマン,アルベール)
1908年2月8日パリ生まれ。1926年高等師範学校入学、1930年アグレガシオン合格。1931年9月から2年間訪日し、大阪で教鞭を執る。フランス帰国後は各地のリセで教えつつ数理哲学の研究を進め、1937年博士号を取得。第二次大戦で対独戦争に参加し、動員解除後はトゥールーズなどで対独レジスタンス活動に身を投じる。1944年5月ドイツ警察に逮捕、同年8月1日ジロンド県スージュ収容所で銃殺された(享年36)