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出版社名:文藝春秋
出版年月:2022年3月
ISBN:978-4-16-791846-0
204P 16cm
幕府軍艦「回天」始末 新装版/文春文庫 よ1-57
吉村昭/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:歴史に秘められた事実を掘り起こした傑作長篇。明治二年三月二十五日の夜明け。宮古湾に碇泊している新政府軍の艦隊を旧幕府軍の軍艦「回天」が襲った――。箱館に立てこもった榎本武揚、土方歳三らは、次第に追い詰められていく状況を打開しようと、新鋭艦・開陽丸なきあと二番手の軍艦だった「回天」を使い、大胆な奇襲に賭けたのだった。奇襲には成功したが、外輪船で小回りが利かない「回天」は、新政府艦隊に包囲されて集中砲撃を浴びる――。一切作者の主観的視点は入れ込まず、事実のみをたどり、「回天」の運命を追いながら、初めて海上から箱館戦争が描かれた。後に書かれる『天狗争乱』につながる、隠れた名作。薩摩藩領宝島…(続く
内容紹介:歴史に秘められた事実を掘り起こした傑作長篇。明治二年三月二十五日の夜明け。宮古湾に碇泊している新政府軍の艦隊を旧幕府軍の軍艦「回天」が襲った――。箱館に立てこもった榎本武揚、土方歳三らは、次第に追い詰められていく状況を打開しようと、新鋭艦・開陽丸なきあと二番手の軍艦だった「回天」を使い、大胆な奇襲に賭けたのだった。奇襲には成功したが、外輪船で小回りが利かない「回天」は、新政府艦隊に包囲されて集中砲撃を浴びる――。一切作者の主観的視点は入れ込まず、事実のみをたどり、「回天」の運命を追いながら、初めて海上から箱館戦争が描かれた。後に書かれる『天狗争乱』につながる、隠れた名作。薩摩藩領宝島において、外国の捕鯨船員と島の警備の日本人との間の、小規模ながら戦闘がおこなわれた様子を描く「牛」を併録。解説・森 史朗
明治2年3月25日の夜明け、宮古湾に碇泊している新政府軍の艦隊を、旧幕府軍の軍艦「回天」が襲った―。箱館に立てこもった榎本武揚たちは、次第に追い詰められていく状況を打開しようと、大胆な奇襲に賭けたのだった。徹底した事実主義に基づき、海戦の実相を眼前に見ているように描いた会心の歴史小説。
著者プロフィール
吉村 昭(ヨシムラ アキラ)
1927年、東京生まれ。学習院大学中退。66年「星への旅」で太宰治賞を受賞。同年「戦艦武蔵」で脚光を浴び、以降「零式戦闘機」「陸奥爆沈」「総員起シ」等を次々に発表。73年これら一連の作品の業績により菊池寛賞を受賞する。他に「ふぉん・しいほるとの娘」で吉川英治文学賞(79年)、「破獄」により読売文学賞、芸術選奨文部大臣賞(85年)、「冷い夏、熱い夏」で毎日芸術賞(85年)、さらに87年日本芸術院賞、94年には「天狗争乱」で大佛次郎賞をそれぞれ受賞。2006年7月31日永眠。2017年3月、東京・荒川区の「ゆいの森あらかわ」内に、「吉村昭記念文学館」が開館(本データは…(続く
吉村 昭(ヨシムラ アキラ)
1927年、東京生まれ。学習院大学中退。66年「星への旅」で太宰治賞を受賞。同年「戦艦武蔵」で脚光を浴び、以降「零式戦闘機」「陸奥爆沈」「総員起シ」等を次々に発表。73年これら一連の作品の業績により菊池寛賞を受賞する。他に「ふぉん・しいほるとの娘」で吉川英治文学賞(79年)、「破獄」により読売文学賞、芸術選奨文部大臣賞(85年)、「冷い夏、熱い夏」で毎日芸術賞(85年)、さらに87年日本芸術院賞、94年には「天狗争乱」で大佛次郎賞をそれぞれ受賞。2006年7月31日永眠。2017年3月、東京・荒川区の「ゆいの森あらかわ」内に、「吉村昭記念文学館」が開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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