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出版社名:京都大学学術出版会
出版年月:2022年3月
ISBN:978-4-8140-0400-3
244P 22cm
大阪のエスニック・バイタリティ 近現代・在日朝鮮人の社会地理/南山大学学術叢書
福本拓/著
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内容紹介・もくじなど
詩人・金時鐘が、「日本人だけのまちではない」と誇りをもって言いつつも「陰画」と表現した大阪の、在日朝鮮・韓国人集住地区。植民地主義とその崩壊の中で、公的な庇護無しに暮らしを営み、度重なる政治経済の変動の中でも、新しく外国人を流入させてきたその集住を“都市の活力”と捉え、土地取得・資本移動の緻密な分析から、地区形成の歴史メカニズムに迫る。
もくじ情報:第1章 緒言:大阪に在日朝鮮人がいることにはどんな意味があるのか;第2章 日本のエスニック集住地区研究は何を見落としてきたか;第3章 現代日本の大都市におけるエスニック集団のセグリゲーション;第4章 1920年代から1950年代初頭の在日朝鮮人居住…(続く
詩人・金時鐘が、「日本人だけのまちではない」と誇りをもって言いつつも「陰画」と表現した大阪の、在日朝鮮・韓国人集住地区。植民地主義とその崩壊の中で、公的な庇護無しに暮らしを営み、度重なる政治経済の変動の中でも、新しく外国人を流入させてきたその集住を“都市の活力”と捉え、土地取得・資本移動の緻密な分析から、地区形成の歴史メカニズムに迫る。
もくじ情報:第1章 緒言:大阪に在日朝鮮人がいることにはどんな意味があるのか;第2章 日本のエスニック集住地区研究は何を見落としてきたか;第3章 現代日本の大都市におけるエスニック集団のセグリゲーション;第4章 1920年代から1950年代初頭の在日朝鮮人居住分布の変遷;第5章 1950年代から1980年代の在日朝鮮人の土地取得と集住地区の存続;第6章 1980年代以降のセグリゲーションの弱化―エスニック経済からの検討;第7章 エスニック空間の形成と建造環境の特徴―韓国クラブ街の形成を事例に;第8章 韓流ブーム下でのエスニック空間の変容;第9章 結語:大阪のエスニック・バイタリティの来歴と今後
著者プロフィール
福本 拓(フクモト タク)
南山大学人文学部日本文化学科准教授。1978年生まれ。2007年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員、三重大学人文学部特別研究員、宮崎産業経営大学法学部講師、同准教授を経て、2019年より現職。博士(文学)。専門・関心は、都市社会地理学、多文化共生論。第7回地理空間学会奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
福本 拓(フクモト タク)
南山大学人文学部日本文化学科准教授。1978年生まれ。2007年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員、三重大学人文学部特別研究員、宮崎産業経営大学法学部講師、同准教授を経て、2019年より現職。博士(文学)。専門・関心は、都市社会地理学、多文化共生論。第7回地理空間学会奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)