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出版社名:時事通信出版局
出版年月:2022年9月
ISBN:978-4-7887-1819-7
335P 19cm
A級グルメが日本の田舎を元気にする スーパー公務員が役場を辞めた理由
寺本英仁/著
組合員価格 税込 1,881
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:コロナの時代がすべてを変えた。前例踏襲、横並び、役場の流儀はもう通用しない。「まちおこし」地方公務員として初めてNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に取り上げられた男がこの3月に役場を離れた。その決断とこれからの展望を朝日新聞、東京新聞、地元紙などが報じた。今春、多くの公務員が職を辞し、新しい環境に飛び込んで地域振興に取り組んでいる。その中でもとりわけ注目されたのが寺本氏だ。彼はなぜその決断に至ったのか。人口1万人の町、山間にある島根県邑南(おおなん)町。ここに全国トップレベルの「高級レストラン」、地域おこし協力隊の仕組みを活用して若いシェフを育てる「耕すシェフ」制度、自己資金が…(続く
内容紹介:コロナの時代がすべてを変えた。前例踏襲、横並び、役場の流儀はもう通用しない。「まちおこし」地方公務員として初めてNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に取り上げられた男がこの3月に役場を離れた。その決断とこれからの展望を朝日新聞、東京新聞、地元紙などが報じた。今春、多くの公務員が職を辞し、新しい環境に飛び込んで地域振興に取り組んでいる。その中でもとりわけ注目されたのが寺本氏だ。彼はなぜその決断に至ったのか。人口1万人の町、山間にある島根県邑南(おおなん)町。ここに全国トップレベルの「高級レストラン」、地域おこし協力隊の仕組みを活用して若いシェフを育てる「耕すシェフ」制度、自己資金が少なくても地域の人たちが支えて安心して開業できる「0円起業」など新しい仕組みを作った寺本英仁(元島根県邑南町商工観光課長/現株式会社ローカルガバナンス代表取締役)氏。地方の産品を都会に売って「外貨」を稼ぐのではなく、その地域にある「キラリと光る逸品」を見出し、地産地消、地元に雇用が生まれ、経済が継続的に循環する仕組みをつくってきた異色の地方公務員だ。この10年間、近隣の町では飲食店が減少していく中で、島根県邑南町では、新たな飲食店が23店舗も増えた。町全体では50軒以上あり、コロナ禍で廃業した店は一軒もない。なぜこのようなことが可能となったのか。「僕の悪戦苦闘のすべてを伝えたい。地方創生をしたい志のある人たちに役に立つノウハウだ」(寺本氏)「モノ言う公務員」が地方を元気にする。そういう公務員を外から応援したいとする寺本氏。首長は4年先を見ているが、地方公務員は40年先、100年先を見ている。地方公務員は安定しているから人気だと思われがちだが、安定より大切なのは地域の希望を生み出すことだ。若い人たちに地域の希望になってほしい。 寺本氏は28年勤めた町役場を退職し、起業。これから全国を回り、持続可能な地域づくりに向けた自治体への助言や研修、地域間連携を深める事業に取り組む。 真の豊かな生活は田舎にこそある。「ビレッジプライド(地域に愛着を持ち豊かな暮らしを誇りをもってできるまちづくり)」の提唱者、寺本英仁(元島根県邑南町商工観光課長)が示す新しい地方創生の形がここにある。
もくじ情報:第1章 過疎の町からの復活;第2章 立ち止まらずに進む“A級グルメ”レストラン―「香夢里」のその後;第3章 「A級グルメのまち連合」の仲間たち;第4章 “A級グルメ”を邑南町に浸透させる;第5章 “A級グルメ”「邑南そば」の誕生;第6章 「新型コロナ」を越えて―邑南町とにっぽんの未来のために;巻末特別対談 平野レミ×寺本英仁
著者プロフィール
寺本 英仁(テラモト エイジ)
にっぽんA級(永久)グルメのまち連合アドバイザー。株式会社ローカルガバナンス代表取締役/東亜大学客員准教授。1994年東京農業大学農学部卒業。同年4月島根県石見町役場入庁(2004年10月、町村合併で邑南町)。2009年邑南町での産業おこしの取り組み(道の駅瑞穂の運営・インターネットサイト「みずほスタイル」の取り組み、邑南町発の全国公募型特産品コンテスト「Oh!セレクション」の立ち上げ等)が評価され、首相官邸(内閣官房・経済産業省)「地域産業おこしに燃える人」第3期メンバーに選出。2012年総務情地域力創造アドバイザー就任。2016年地域おこしのトップランナーと…(続く
寺本 英仁(テラモト エイジ)
にっぽんA級(永久)グルメのまち連合アドバイザー。株式会社ローカルガバナンス代表取締役/東亜大学客員准教授。1994年東京農業大学農学部卒業。同年4月島根県石見町役場入庁(2004年10月、町村合併で邑南町)。2009年邑南町での産業おこしの取り組み(道の駅瑞穂の運営・インターネットサイト「みずほスタイル」の取り組み、邑南町発の全国公募型特産品コンテスト「Oh!セレクション」の立ち上げ等)が評価され、首相官邸(内閣官房・経済産業省)「地域産業おこしに燃える人」第3期メンバーに選出。2012年総務情地域力創造アドバイザー就任。2016年地域おこしのトップランナーとしてNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に地方公務員として初めて取り上げられる。2018年初の著書『ビレッジプライド』(ブックマン社)が尾崎行雄記念財団「咢堂ブックオブザイヤー」、食生活ジャーナリストの会「第3回 食生活ジャーナリスト大賞(食文化部門)」受賞。2019年にっぽんA級(永久)グルメのまち連合アドバイザーに就任。2020年「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2020」で「地方公務員2020賞」「電通CP塾賞」を受賞。2022年3月に島根県邑南町役場を退職し、全国の自治体の応援のため走り回る日々を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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