内容紹介：医薬品の適正使用を進めたいすべての医療者のみなさんへ！エビデンスに関する理解を深めたい研究者・製薬企業・規制当局のみなさんへ！　著者たちが厳選した実際の論文をもとに、研究デザインごとに論文の読み方をわかりやすく解説。エビデンスをきちんと理解するためのポイントをサクッと最短・最速で学べる1冊です!近年、利活用が進められているリアルワールドデータを用いた研究を理解するためのポイントも！　一歩進んだ医薬品との関わりが、きっとあなたを待っているはず！　【誰もが論文を診療や研究に役立てられる最短ルートを提供する東大康永研が送る最強シリーズ！】本書は大好評 『膨大な医学論文から最適な情報に最短でたどり着くテクニック』、『統計手法のしくみを理解して医学論文を読めるようになる本』、『肝心要の研究デザインがわかる本』　『ゼロからわかる歯科臨床論文を読み解く方法』に続いての刊行となります。
本書は、医薬品に関する臨床系論文を正しく理解するために身に付けるべき知識や考え方を紹介した上で、実際の論文の解説を通じて読者の方々が論文の読み方のポイントをつかめるようになることを目標としています。医薬品の効果や安全性などに関する論文を読む必要がある、あるいは読んでみたい、しかし論文の読み方の教育を受けたことがない初学者のための手引き書です。（はじめにより）
もくじ情報：第１章　臨床系論文を読むための基本事項；第２章　ランダム化比較試験；第３章　横断研究；第４章　コホート研究；第５章　症例対照研究；第６章　システマティックレビューとメタアナリシス；第７章　医薬品副作用自発報告データベースを用いた研究

岩上　将夫(イワガミ　マサオ)
２００８年東京大学医学部医学科卒。２０２２年筑波大学医学医療系ヘルスサービスリサーチ分野准教授。専門：内科学、薬剤疫学、臨床疫学