ようこそ!
出版社名:水声社
出版年月:2023年4月
ISBN:978-4-8010-0708-6
306P 20cm
ソヴィエト科学の裏庭 イデオロギーをめぐる葛藤と共存/水声文庫
金山浩司/編 藤岡毅/執筆 セルゲイ・コルサコフ/執筆 市川浩/執筆 コンスタンチン・トミーリン/執筆 齋藤宏文/執筆
組合員価格 税込 3,658
(通常価格 税込 3,850円)
割引率 5%
お取り寄せ
お届け日未定
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
内容紹介・もくじなど
スターリンの時代の哲学者・科学者たちは、公定イデオロギーと権力に翻弄されるばかりであったのか。マルクス主義、遺伝学、量子力学、植林計画をめぐる論争を中心に、闘争する研究者たちの科学的探求の試みに光を当てる。
もくじ情報:ソヴィエト・マルクス主義哲学史の再解釈に向けて;1 イデオロギーの側から(ソヴィエトにおける「マルクス主義」公式化の始まり―一九二〇年‐一九三〇年代始めの哲学・科学論争;“メンシェヴィキ化する観念論”―アブラム・デボーリン;“走狗”の肖像―マルク・ミーチン;流浪する国際主義者―エルネスト・コーリマンにおける自然科学と哲学);2 科学の側から(“愛国的・唯物論的物理学者”―ヴァシ…(続く
スターリンの時代の哲学者・科学者たちは、公定イデオロギーと権力に翻弄されるばかりであったのか。マルクス主義、遺伝学、量子力学、植林計画をめぐる論争を中心に、闘争する研究者たちの科学的探求の試みに光を当てる。
もくじ情報:ソヴィエト・マルクス主義哲学史の再解釈に向けて;1 イデオロギーの側から(ソヴィエトにおける「マルクス主義」公式化の始まり―一九二〇年‐一九三〇年代始めの哲学・科学論争;“メンシェヴィキ化する観念論”―アブラム・デボーリン;“走狗”の肖像―マルク・ミーチン;流浪する国際主義者―エルネスト・コーリマンにおける自然科学と哲学);2 科学の側から(“愛国的・唯物論的物理学者”―ヴァシーリー・ノズドリョフとモスクワ国立大学物理学部の教員たち;量子力学の“唯物論的ペレストロイカ”―ヤーコヴ・テルレツキー;“異化”と“同化”―相対性理論とソヴィエト・マルクス主義の邂逅;生物界と自然環境を“作り変える”科学思想の理念と現実―ダーウィン、ヴェルナツキイ、スターリン、ルィセンコ)
著者プロフィール
金山 浩司(カナヤマ コウジ)
1979年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、九州大学基幹教育院准教授。専攻、ソ連科学技術史、日本技術論論争史
金山 浩司(カナヤマ コウジ)
1979年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、九州大学基幹教育院准教授。専攻、ソ連科学技術史、日本技術論論争史