治療による治癒が見込めない「終末期」において、尊厳死・安楽死はどのように機能すべきか。昨今話題に上るＬＧＢＴに付随する諸問題。終末期医療をライフワークとする臨床医による、現代社会を生き抜くための啓発書。
もくじ情報：１　高齢患者の終末期医療（イントロダクション；この記事について考えたこと　ほか）；２　ＬＧＢＴについて（イントロダクション；性別の歴史　ほか）；３　尊厳死と安楽死（著者の意見；医療者の暴走について、追加の考察　ほか）；４　ＳＮＳと若者（時代とともに移ろう若者と社会の変遷；著者の本音　ほか）

タコバシ(タコバシ)
１９５９年兵庫県西宮市生まれ。１９９８年～２０００年遺伝子治療研究でＭＩＴ（マサチューセッツ工科大学）、Ｈａｒｖａｒｄ　Ｍｅｄｉｃａｌ　ＳｃｈｏｏｌのＢｒｉｇｈａｍ　＆　Ｗｏｍｅｎ’ｓ　Ｈｏｓｐｉｔａｌにポスドク（Ｐｏｓｔｄｏｃｔｏｒａｌ　Ｆｅｌｌｏｗ）留学。帰国後は、京都大学の関連病院で外科医として勤務。２０１０年からメスを置き、総合診療医ドクターＧとして、高齢者医療と救急の現場で活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）